古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

アイディアの作り方。

http://blog.excite.co.jp/blog-jutsu/2933982


せっかくだからもう少し、米光先生に甘えたいと思います。

でも、経験を積んでくると、だんだん組み合わせ方が、パターン化しちゃうのな。
それが、もしかしたら個性と呼ばれるものかもしれないけど、一方で、それは、飽きられちゃう/自分でも飽きちゃう。

そういった「経験を積んでいない強さ」ってモノもあるからこそ、『蹴りたい背中』という小説が生み出されて、大勢の人の気持ちを動かしたんだと思う。
積んできた経験をどう崩すか。そういうことも考えていこーって思っています。

う〜んなんか、ミュージシャンみたいですね。ミュージシャンもそうじゃないですか。ファースト出して、絶賛されて自分の路線が確立されちゃうと、そこから身動き取れなくなって・・・というパターン。どれだけ自意識過剰かという話ですが。
ファーストの爆発力って(良くも悪くも)どうやっても2回はできないから、ループしてもいいからそこは技術なり人脈なりなんなりでカバーしていく、もしくは少しずつ変化させていって軟着陸を目指すか、といったところだと思うんですが、ミュージシャンの場合。
一方でブロガーの場合はどうすりゃいいんだと思います。例えば、今日フジロックのこと書いたんですけど、これがそれをブログはじめた当初の自分が書けるかといったら、書けない。ただ、この小さいまとまり具合を見ると、なんだかなぁと思います。こんなちんけな文章しか書けないのかと。ブログの色というか、看板が決まるのは割といいと思います。読んでる人も安心して読めるから。(過去に米光先生が書いていらっしゃったとおり)で、それをどう崩すかという所に焦点が移ると思うんですが、多分いろんなところに興味持ってやってくしかないんじゃないですか。幸い、ブログってエントリ単位で物凄いトライ&エラーが容易だと思います。書いて反応が少なければやり方変えて書くということが簡単にできると思うので(テキストサイトや、他の活字系メディアに比べて)。なので、そこはいろんな事に興味持って書いていくしかないんじゃないですかね。例えば、アニメのブログなら、ちょっとは主題歌の話とかも書いてみたり、とかしていくしかないんじゃないですかね。どう崩すかというか、看板はそのままなんだけど、メニューは少しだけかえるというイメージ。ラーメン屋が看板なんだけど、メニューにカレーラーメンを置いてみるというか。カレーラーメンが反応悪かったらカレーチャーハンを出したりして、少しだけ外れたメニューを一つだけ用意しておくような。
一つだけ、注意点があるとしたら、みんなが意見を持っているような話はやめといたほうがいいということでしょうか。政治とか、スポーツの話とか。それはそれだけあなたの意見に反対の意見を持っている人が多いということだから。ラーメンが本分なのに、カレーラーメンにいちゃもん付けられて店を畳むことになったら目も当てられないですから。

フジロック振り返り

行ってまいりました。いやね、楽しかったですよ。当然。土曜日が雨で日曜日が快晴だったんですけど、ライブの面子とかそういうのだけを考えると、今までで一番よかったかもしれない。
ただ、主催者の態度とか、運営手法とか、そういうのは非常に疑問ですけどね。
例えば、越後湯沢駅からスキー場に行くシャトルバスが2時間待ちだったり。帰りも、2時間待ちで、しかもバスの最終はまもりますよみたいな。夜中の12時に並んで、2時間待たされてバス乗れない可能性があったり…。私は1時56分発のバスに乗れたので、よかったんですけど(ギリギリじゃねぇか!)、私の後方にいたあの人数、絶対全員はさばききれなかったと思うんだけど、どうなんでしょうか。大丈夫だったのかな。
とりあえず、ライブでベスト選ぶとしたら、ジュニア・シニアとライノセラスあたりですかね。逆にちょい期待はずれだったのはストロークスかな。
と、ということで、今回から数回に分けてライブレポなど書いてみたいと思います。しょっぱなは、もちろん、奴らだ!

フジロックライブレポ1 Happy Mondays編

※セットリストはmixiフジロックコミュ「FRF06 セットリスト一覧」トピックよりです。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9090557&comm_id=14349&page=all
ありがとうございます!(引用がルール違反ということであれば削除させていただきます。)


【SET LIST】
Loose Fit
Kinky Afro
Reverend Black Grape
Playground Superstar
Hallelujah
Step On
W.F.L.
24 Hour Party People


ハッピー・マンデーズは卑怯だと思う。
そもそも、彼らがなんで再結成*1して、今、このタイミングでフジロックなんだろうか。何の脈絡もない。多分、答えは私たちが想像している事だろう。でも、それでもあの場で彼らを見れた事を本当に幸福に思う。
ショーン・ライダーにベズ。曲はまぁ、CDで聞いたまんま、あの調子で別に新曲があるわけではない。いかにも悪そうなショーンに、へんてこりんな踊りを踊り続けるベズ。
でも、彼らがいるだけで、苗場はマッドチェスター、グリーンステージはハシエンダ
思いっきり脳内妄想だけど、それは彼らが他のバンドと全く違うところでもある。例えば、同じマッドチェスターの雄、New Orderなんかにそれができるかというと、できない。それは多分New Orderが2つの時代を作った稀有なバンドだからなんだけど、New Orderにはできないことも彼らにはできる。それは私みたいなリアルタイムでマッドチェスターを経験していない人間にとってはそれだけでそれは奇跡みたいなもんだ。そして、そうとられるのを承知の上で、「俺ら、新曲もなんもやんないけど、いいよね?俺ら見たいよね!?」と聞かれているような気がする。そしてその問いには「Yes,Please!」と答えるしかない。
だから奴らは卑怯なんだ。だから好きなんだ。だから踊るんだ。心の大聖堂で。

Yes Please

Yes Please

*1:調べたら1999年に再結成してた