古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

「素晴らしい」世界を生きるために必要な事

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20061007/p1
より。ここでp_shirokumaさんが挙げているマジョリティへの適応方法は次の通です。

1.その中で這い上がる(脱オタ)
2.価値観から距離をとる(オタ道、など)
3.だめ人間コンテストに優越感を見出す(劣等感ゲーム)

これはそのまま、

1.「素晴らしく」なる
2.オタク*1になる
3.喪男になる

といえるでしょう。ところで、ここで第4の道として「何もしない」というのが挙げられます。この「何もしない」というのは、本当に何もしない事です。よく言われている(ネタではない本当の意味での)「真の非モテ」。なされるがまま、運命を粛々と受け入れ、日々淡々とすごしている。ネットや2CHに書き込みすらしない。簡単に書いているけれど、これを実際に実行しようとすると自意識が邪魔して物凄く難しい。あれだけ人生を諦めたとかなんとかネガティブな事を言ってる2CHの喪男の人たちだって何だかんだ言っても2CHだけは辞められない。4の方法は特殊な才能を持った人以外、多分不可能なんじゃないかと思います。
それはともかく、

1.「素晴らしく」なる→黒童貞
2.オタクになる→黒童貞
3.喪男になる→白童貞
4.何もしない→白童貞

ここで、以前やった白童貞と黒童貞という分類を加えたのが上の図。これで恐らくマジョリティへの適応の方法がでそろいました。
さぁ、ここで、「ご注文は?」といったところでしょうが、ちょっと待っていただきたい。
そもそも、このメニューの中からどれか一つを選らばなければならないのでしょうか。
別に、人生のどっかでフラグが立って「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」とやらなければならないわけでもないでしょうに。
例えば、1と2を組み合わせるとか、1と3を組み合わせるとか。もちろん一つだけ選んでそれを極めてもいい。1〜4まで全部混ぜようとすると多分コンバット越前みたいなことになってしまうのでやめといた方がいいと思いますけど。ちなみに、あんたはどうなの?と聞かれると、私は1と2を組み合わせたタイプでしょうか。でも、会社の中ではいつも「狂人」というありがたい評価を継続していただいておりますので、2が強いのかもしれません。
しかし。各個人の非モテ自分語り、まぁこれは読んでるほうとしてはウザいんだけど、なんでウザいかって言うとそれがそのまま人生だから。そんな人生みたいなおも〜い問題の一般的な解決方法なんてそんな簡単に見つかるはずがない。せいぜいできる事は考え方の枠組みを提示することぐらい。個々人の人生をどうするかはその人自身の問題だとおもいます。
つまり、「どう適応するか?」という問いに対して方法が4つぐらい考えられます、と。それをどう使うか?に関してはどうか自分で考えて欲しい。それが多分自分の人生を考える事なんだから*2。私も考え続けます。

*1:これは言葉どおりのオタクではなく、「マジョリティの価値観」とは別の価値観を持っている人ぐらいのp意味。当然サブカルなども含まれる

*2:説経臭くて申し訳ない・・・