古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

DENPA!!!には超ライトオタクはいたんでしょうか

http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20081215/p3
DEPNA!!!にクソタイのいつもの人たち+はてなの人たちと行ってきました。
んで結果としては表題に全てが凝縮されているんですが、結論から言うと超ライトオタクってどこ?つう話でした。
まずクラブの構造から。
クラブは2Fと3Fがあり、2FがゲストDJ(?)の人たち、3FがDENPA!!!のDJの人たち。
で、「コスプレした人がテクノに合わせて踊る」つう超ライトオタク的な人たちは、3Fなんですね。
ただ、あれが超ライトオタクなのかはよくわかりませんでした。つうか、コスプレの人たちあんま踊ってないし(意外と踊りにくいもんらしい)。
単に「おしゃれなオタク」の事を超ライトオタクと呼ぶ、といいう意味なら超ライトオタク、いたかもしれません。2Fにいたっては客層自体普通だし。普通の人が普通に踊っていました。
かかっている曲としては、3Fはアニソンがメイン、2Fはハードコアテクノ(この辺のテクノの用語の使い方は相当怪しいのですんません)に時折大ネタ=Perfumeとか初音ミクとかを織り込む感じ。
Perfumeだと、「エレクトロ・ワールド」「チョコレイト・ディスコ」あたり、初音ミクだと「Light Song」あたりがかかっているような感じです。
やはり感想としては加野瀬さんの「コスプレダンパとどう違うの?」という感想が結構近いと思います。「普通のクラブイベントとどう違うの?」という。
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20081221/denpa
ましてや、

「屈託だらけのオタク」の楽園が失われる

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20081225
なんてことは多分なりそうもないのでご安心ください。


ただ、これだけは強調しておきたいのですが、DENPA!!!のイベント自体はかなり楽しい。VJも結構楽しく拝見させていただきましたし、鳴ってる音もバラエティに富んでいて、結構お勧めです。ただ、そこでアニソンや初音ミク、ゲーム音楽などが鳴っているのですが、それにあまり新しさは感じられませんでした。「踊れるかどうか」で曲が選ばれている以上、アニソンだって「踊れる」のであればフロアでかかる、それ以上でも以下でもないと思います。もちろん、アニソンの踊れる要素を取り出すDJつうのは凄い、そういう話です。
一方で、2Fと3Fは割と簡単に行き来ができるので、カオス感…アニソンのすぐ下でハードコアテクノが鳴っているという意味では新しいと思います。意図的に誤配を誘発するような。こういった状況を主催者側が意図的に作っているかどうかはよくわかりませんが、その意味では非常に面白いと思いました。
超ライトオタク云々以前にとても面白いイベントだと思います。
最後一言。階段の踊り場でコスプレ撮影会がやられていたんですけど、それは相当邪魔でした。