古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ストレス社会を生きるあなたにオススメしたい「下書きデトックス法」

facebooktwitterやブログなど、何かともめ事の絶えないネット社会。右にはなんだかいつの間にかまともなサイトぶっている、秒刊SUNDAYやCadot、左には高知のトマトブロガー、前門のガジェ通に後門のハム速と世にもめ事の種は尽きまじなわけですが、じゃあ、リアルには喜びが満ち溢れているのかといえば、そんなはずはなく社畜として屠殺場に送られる毎日は言うに及ばず、一向に上昇の兆しが見えない中日ドラゴンズ、新規開拓をと思って入ったらクソマズいラーメン屋に遭遇から、挙句の果てには乗り合わせた電車内で肉まんのにおいを充満させる肉まん女との邂逅まで、とにかくこの世には腹の立つ事、ストレスフルな事に満ち溢れているわけで、皆様いかがお過ごしでしょうか。

そんな時に私が実践しているのが表題のストレス解消法です。

やり方は簡単。

 

1:イラっとすることやムカつくことを、なるべくすぐにメールの下書きもしくは非公開のブログに書く。この際、宛名は絶対に入れない。

2:その日は一旦、下書きの状態のまま置いておく

3:しばらく経って(当日~3日ぐらい)見直す。ここで怒りが収まっていたら削除する

4:一定期間置いておいて(自分の場合1週間~1ヶ月が多い)万が一怒りが収まっていない場合は公開・もしくは送信する

 

自分もすでにおっさんの域に入りましたが、いろいろな人を見るにつけ、ストレスで悩んでいない人には共通点があります。それは「すぐ怒る」「即怒る」ということ。

まさに悪・即・斬。すぐに怒り、当たり散らし、暴言を吐く。周りにとってははた迷惑ですが、周りの人に牙突を放ちまくってる人の方がストレスとは無縁なように思います。

ただ、考えてみると、怒りを抑え込むなんてことはどだい不可能

忘れたと思ってもちょっとしたきっかけに思い出してイラつくなんてことは日常茶飯事で、その時になって「あの時は…」なんて言っても後の祭り。

恐らく、彼らは経験的に「怒る時はその原因があった時にすぐ怒る必要がある」という事をしっているのではないのでしょうか。

私の場合、このすぐ怒るというのが非常に苦手で、いつも我慢していたのですが、その際の「酒飲んで愚痴る」「ひたすら寝る」「ネットを切断する」「CivⅤBNWをやる」など、様々な方法を取りましたが、どれも効果はイマイチ。

で、そんな自分にとっては誰にも送るアテのないメールを書くというのは自分に合った方法でした。

 

この方法の良いところは、非公開なので誰の目にも触れないところ。

良くあるのは、愚痴った結果、その対象の人の心象まで悪くなるとか、噂が巡り巡って本人の耳にまで入るといったこと。もちろん、寛容なトマト尊師のこと、悪口の1万や2万で怒ることはないとは思いますが、世の中そんな人ばかりではありません。

でも、下書きを書くだけなら、誰の目にも触れません。

しかも、文章という形になることで、問題点が整理され、自分が何にイラついたのかよくわかるようになります。

ここでコツとしては、下書きだからといって文体や形式に手を抜かないことと、誰に向けてのものなのか明確にすることです。メールの場合なら、上司に送るのか同僚なのかお客さんなのか、ブログであれば、どんな人にこの文章を読んでほしいのか…綿密にシュミレートしながら書くことをオススメします。

こうすることで、しばらく経って見直してみた時に客観的な視点になれるメリットがあります。例えば、上司へのメールだとしたら書いた時には怒りにまかせて書いたとしても、しばらく時間をおけば「この人にこれを報告した時に納得してくれるのか」という視点が多少なりとも加わるわけです。ブログでも「これを公開したとして読者の共感を得られるのか」という視点でエントリを見るので、ほとんどの場合、この時点でブログやメールは削除されることになります。そして、それでいいのです。

また、しばらく寝かした後で大幅にリライトした上で記事やエントリになったことも結構多く、ある意味ネタ出しとしても有効なこの方法。

自分なりに怒りを整理したうえで、テキストに残すという事自体がストレスを軽減することに繋がるのではないのでしょうか。

周りの「すぐ怒る人」をうらやましいなと思うあなた、是非一度、この方法を試してみてください。

 

G・E・Mシリーズ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 斉藤一

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