古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

茂手内物語④〜中二という名のルイーダの酒場〜


今日は茂手内たちのジョブの変化と中学二年生という年代、そしてABC理論スクールカースト)との関連についてです。
えぇと、まず、中学二年という時代について。私は茂手内たちが、具体的なジョブに就き始めるのが中学二年だと思うんですよ。小学生では、ABCというくくりはあっても比較的緩やかだと思うんですよ。それはみんなバカだったというのもあるし、ジョブとかいうほど趣味が多くないというのもある。
で、中学一年っていうのもまだまだ小学生の延長線上だと思うんですよ。まだまだABCの序列を決めようとしている段階*1。で、中三ともなると受験だドラッグだ、15の母だってうるさいから*2各ジョブもいったん封印するだろうから。そこが中二だとちょうど何もないわけだからいろいろな事件とかトラウマとかがおこって各自のジョブに就く場合が多いと思うんですよ。もっとも、ここでのジョブはそれほどきっちり分かれるものではなくて方針が分かれる程度の話だろうけど。
で、それを踏まえてのこの表の解説。
まず、基本クラス=ライトオタクの中でも2パターンに分かれて、それがライトオタクのび犬=バカとライトオタク出来杉=理論派の2つ。この分岐は学力とか性格とかフェイスとかその他いろいろな要因がかかわるのですが、基本的に体育会系以外の人間はこの2つに分かれるぐらいのユルい認識でいいと思います。
で、ライトオタクのび犬がモテたいモテたい!!っていってなるのがポーキーズ。ポーキーズは基本的にはCクラスなんだけど、「道化」というスキルを身につけることによってAクラスまたはBクラスになれる可能性がある。つまりAに「お前おもしろいなぁ〜」っていう評価を得ることによるランクアップ。もちろん彼女がほし〜っていうのもここに大きな影響を及ぼします。A・Bの邪魔にならない程度にガツガツすることによってA・Bクラスの共感を得ることができる。
ライトオタクのび犬と出来杉の一部がそこまでがつがついきたくねぇけどモテたいってなった時になるのがサブカル。ここでいうサブカルはライトノベルとか村上春樹とかそんな程度のゆるいものだと思う。ここは結構ギャンブル的な部分があって、アニメとか変な方向に行くとC確定なんだけど、バンド活動とかやるとA・Bクラスに食い込む可能性もある。また、CクラスのポーキーズがBクラスのサブカルに、オタクがCクラスのサブカルにクラスチェンジしようとする例も数多く報告されています。
大きな物語はいわゆるクソ真面目派でクラスの良識派と呼ばれています。女子の一派、「ブス山さん」と同盟関係にあり、様々なクラス内のルールを作ます。学校行事に対する積極的な姿勢から体育会系と良好な関係になる時も多いが、その煙たい物言いから基本的にはクラスの厄介者。よってAクラスになることはない。D.T.と対立関係にあります。
D.T.クラスで一人斜に構えている人間。不真面目で天邪鬼な性格のため、大きな物語派と対立関係にある。基本的に笑いを追及する姿勢はあるのだがそれが同性のみにウケるものなので、モテにはなれない。そのためカースト的にはCが指定席。また、ごくまれに道化としてA・Bクラスになる例も報告されています。
オタク。オタク。ただ、この時期のオタクは現実の恋愛をあきらめていない、つまり日原理主義者が大部分で、原理主義者は少数だと思われます。ただ、Cのかなりのボリュームを占めているため、居心地はいいのだが、やはりそこはC。身の振り方を考え、原理主義者かサブカルのCクラスにクラスチェンジしようとする者もちらほらいます。

鼻くそほじりながら自分はどこだったとか考えてみると楽しいかもしれません。
まとめ
中学二年生というのは非常に重要な時期。金八も3Bなんかかまってる場合じゃないくらい。ここでいろいろなジョブに分化する下地が作られる。

次回はダーマの神殿の存在について。

*1:ちなみに、中学デビューって成り立つと思いますか?

*2:金八先生での話ですけど