古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

今日の音

birdって顔が微妙ですよね。だから逆に歌で見せないといけないし、演奏も何もかも手抜かりなく作らないといけない。そんな感じのライブが2時間ぐらい収録されてます。
アレンジも演奏もかっちょいいし、birdはなんだかんだ言ってかなり歌うまいし、客を乗せるのが上手い。しかし、何より収録曲が一切出し惜しみない。「髪をほどいて」「ハイビスカス」なんていう最新アルバムからの曲はもちろんの事、「Life」、「GAME」、「オアシス」なんていう大沢伸一時代の名曲や「ZERO」なんていうややマニアックな曲も収録されていて実質的なベストアルバムと呼べる内容だと思います。ファンなら買っといて損ないですね。
それはともかく、ライブを見ているとbirdってホントに何の思想性のカケラもないなぁと思う。それはJ-POP界では当たり前のことなんだけど、洋楽なんか聴いてるとちょっと奇異に見える。洋楽の、特にUKロックなんかはそうなんですけど音を通して、なんというか思想というか、音の後ろで渦巻いているようなものを感じる事があって、ロッキンオンのインタビューなんかはそれを補強しているんだと思います。ともかく、その音から透けて見える思想性のようなものがあって、なんかよくわからんのだけど、世にいうUKロックファンっていうのは大体それに当てられているんだけど、J-POPってそういうのあんまりないでしょ。
J-POPっていうのは一部のロックバンドや、思想しているふりをしているのが存在価値となっている一部歌姫を除いて、大体が楽しけりゃいいでしょって考え*1で、それは何もないところから無理やり思想やご大層なものを生み出すよりはよっぽど好ましいと思います。だからbirdとか聴いてても別にいいのよ。あゆ様でもいいし、モーニング娘でもいい。大塚愛はちょっと考えるけど・・・。

なんだこの結論。
私がいつも読んでいるレビューのブログはもっとうまく面白い文を書いてるんだけどなぁ・・・。

*1:クラブ的な考えだ