古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

脱オタクⅡ〜悪霊の神々〜

昨日の続きです。「モテないからオタクになった」という人、かなりたくさんいると思います。つまり、Cクラスの中での適応としてオタクになった人、そういう人にとってどうなのかな?という話です。

自分の話で恐縮ですが、私は自分のことをオタクだと思ったことは生まれてきて一度もありません。周りの人間からお前オタクじゃね〜のって言われたことは何度となくありますけど、ともかく、自己認識としてはオタクではないと思っていましたし、今もそう思っている。今はそうでもないんだけど、アニメとかも基本的には見てはダメとか思っていて一般人までエヴァンゲリオンがおもしれぇとかなっていた中学生後半=10年近く前のころも意地でも見ませんでした。みんながエヴァのなんたら機関がどうとか聖書がどうとか言っている間、私は一人で歴史の知識を蓄積させていった。「反三国志」とかヒトラーの研究本とか読んでさ、いや〜面白かったなぁ。
それがいいことだったのか悪いことなのかよくわからんのだけど、ともかく、中二でCクラス認定を受け、過ごしてきた私にとってはCだけどオタクじゃねぇっていうのはC特有の安っぽいプライド*1を満足させるには十分なものでした。

ただ、今の青C少年(せいしーしょうねん。読みが難しい)にとってはどうでしょうか?
私のようにオタク否定派っていうのはかなり少数派なのではないのでしょうか。
それほど今のオタクっていうのはCの中でメジャー化しているような気がします。おそらく、ガンダムシードをみてねぇとか、ガンダム自体全く見てないとかそんな事をいう人間はCグループの中にいても疎外感を受けるんじゃないですかね。

つまり、何が言いたいのかっていうと、今の若いCクラスにするとアニメって必須の教養で、Cクラス認定っていう前提がある場合、オタク化っていうのは強制なんじゃないかって思います。それだけオタク文化が素晴らしいって事なのかも知れんけど、そういう人間にとって脱オタクとかって結構きついなぁって思うんですよね。
もう少しいろいろなCクラスとしてのあり方を認めてやっていいと思うんですが…。

*1:このクソブタどもの中で俺だけはまともな人間だというCのアーリヤ主義。