古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

私がCクラス内部の差異化を確信している訳

俺は今初めて戦に俺の感情を乗せてみたくなった!
蒼天航路」その百七十一「至福の在り処」より
曹孟徳ですらこういうわけですから、私なんかはもう、ブログに自分の感情を乗せまくりな訳ですよ。そんな私のブログでもなるべく避けている話題があります。それは私の学生時代の具体的なエピソードです。これにはいろいろ理由があるんですが、今日はあえてその禁を犯したいと思います。
id:admire-don師、よろしいですね?
古くからこのブログの読者の方はご存知かもしれないですが、私は某3流大学の文学部・史学科というところにおりました。なんで私が史学科に入ったかって事は、それこそ後世の歴史家達が探求すべき謎として残しておきますが、史学科ときいてまったくモテオーラがしませんよね。むしろイカくさかったと思います。その通りです。男・女含めて全員スクールカーストで言うところのCクラスでしたね。C,C,Cどこを見てもCクラスでした。大体、A:B:Cが1:1:8みたいな。そんな特異な環境にいました。

そこで、あるべき非モテの姿としてはみんなで助け合うべきじゃないですか。なにに対してかはわかんないけど。今の非モテ界の論調だと、とにかく、こう、一致団結するべきだった。だったんですけど、全然そうじゃなかったですね。

まず、男と女の仲が最悪。サークルクラッシュならぬクラスクラッシュしてましたから*1。で、男は男であいつはかっこ悪いとか、アホだとかそんな会話ばかりでした。もちろん私もそれにガンガン参加していました。最悪ですね。私なんか四年間一言も話したことなくて、卒業式のゼミの飲み会で始めて話した女の子とかいたからね。CがCを笑う、なんとも醜い姿ですが、これが私が見たリアルの姿でした。

どうしてなんでしょうか?

それは、ムダに(それだけでは世の中渡っていけない程度に)頭がよくて、史学科っていうCだけど微妙にプライドが保てるところにいる事も悪影響だっただろうと思う。多分、一番の原因はみんな他人の姿を見て、「俺はこいつより優れてたはず」って思ってたんだよな。それも大学の史学科なんてとこだから今から思うとホントにどうしょうもない事で優越感を味わってた。
脱童貞したとか、彼女ができたとか、女友達がいるとか、丸井に行ったことあるとか、出会い系サイトで知り合った女の子と実際に会ったとか、マックスウェーバー読んだ事あるとか、ジェントルマン資本主義の帝国*2読んだことあるとか、そんなんで人と勝った気になって。他人のことをバカにしてた。
そういうのが学生ってもんだといわれればそれまでなんですが、それでもその、たとえCクラスばかりが集まった非モテツガクの園を作ったとしても、非モテSNSを作ったとしても、非モテの萌え天国を作ったとしても、その中では途端にCクラス内部の優越感ゲームが始まってしまうんですよね。当事者として傍観者として大学でCクラスがCクラスを笑う様をみてきて、そのことだけはなんとなくわかります。
もしも、それを狙って作るのだとしたら、これにはただ感服するしかありませんが。

ま、私が大学の同級生達の何が嫌いって、変にジェントルマンぶって私がAVの話しても「私は笠木忍なんてみませ〜ん」みたいな態度をとる事。アホか!ちんぽとかおっぱいとか言ってもいいっていうのは唯一非モテにも認められた権利だっていうのに…。

*1:原因は…それこそかなりやばい領域に踏み込んでしまうのでやめておきます

*2:この辺はわからなくていいです