古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ヒヒヒの非太郎〜歌姫妖怪、メンヘラー〜

〜この番組は「楽しい時を創る企業」バンダイの提供でお送りします〜

(オープニング。くどくなってきたので省略)

今日は非太郎は久しぶりに渋谷にハチ公前にいた。いつもなら、そのままツタヤの4Fに直行しているはずだが、今日は違う。非太郎は待ち合わせをしているのだ。それも女性と。
大学の同級生だった精神科通子(こころ・みちこ)とWebで偶然出会ったことだ。通子とは同じクラスだっただけで4年通算で2言*1言葉を交わしただけだったが、それなりにかわいい子だった。しかも通子は非太郎のブログ「イタリア人にCクラスはいない」を読んで、その上で会いたいと言ってきたのだ。
「これで私も当事者性をなくす事ができるかも…」
妄想が膨らんでいく。


通子が現われた。肩まで伸ばした黒髪に真っ白なコートを着たりして清楚な感じで、間違いなく非太郎の好み。にもかかわらず、おかしい。頭の非モテアンテナ(よく寝グセに間違えられる)が反応しているのだ。


「非太郎!あれは自意識過剰により非モテの当事者性を無くさせる事を無上の喜びとする妖怪、歌姫妖怪メンヘラーじゃ。」

「なんだって、父さん!あのかわいい、みんなが椎名林檎に似ててかわいいなって噂していた通子さんによって私の当事者性がなくなるという事ですか!」


確かに、非太郎にも思い当たるところはかなりある。Webで出会った初日から会いたい会いたいってメールしてくるわ、「あなたを理解できるのは私だけ」なんていうキ○いメールを送ってきたり。たしか大学の時に、鬼束ちひろは私だって言ってたな。そういえば手首に赤い筋が…
未曾有の危機に、どうなる、非太郎!

(CM。)


道を歩いている時も、食事(@渋谷ラファブリック*2)してる時も、なんか聞いていると頭がくらくらしてくる話ばかりだ。精神科に行っているとか、彼氏と結婚を迫ったら逃げられた、非モテの奴等は視野が狭すぎるとか、何とかとかいう小説が自分の心情そのままだとか、香山リカだとか、そんな話ばかりだ。
非太郎の頭の中で


時間がないわ

跪き手をついて

わたしに謝りなさい

力なくしなだれて

わたしを愛していると

つぶやきなさい。


というどこかの歌手の歌が流れた。爆音で。


「非太郎!お前はこれで当事者性を無くしてしまってもよいのか?ここの選択を誤ると人生を誤るぞ!」



「わかったよ、父さん」


食事後、いかにもどこかへ行きたそうな通子を何とか振り切って電車に揺られていると、脳内の目玉の親父が言う。



「非太郎、なぜ自意識過剰な女性というのは非モテに優しくしてくれるのかのう。」



「ええ、父さん。「サブカルを狙え!」というのは一反もめんが言っていた非モテがモテる必勝法だったんですが、それがメンヘルまでいくとちょっとおかしな話になってしまうんでしょうね。」



「そのとおりじゃ、非太郎。サブカルにもいろいろおるからのう。メンヘル非モテを狙ってくるのは恐らく非モテのネガティブさと恋愛に対する免疫のなさゆえなのじゃろうな。」



「はい、父さん。しかし、メンヘラーというのはサークルクラッシャーと地続きですからね。それに絡めとられないように気をつけなければならないですね。」



「うむ。一時の「若気の至り」で済ませられればよいのじゃがな。非モテの場合、メンヘラーと付き合うのはあまりにリスクが高すぎるといえるじゃろう。回復不可能なトラウマを背負う可能性があるからのう。」


「ええ、父さん。どうすれば良いのですかね。ところで父さん、今日はツタヤが半額レンタルらしいですよ。」



「そうか、非太郎。だから渋谷に向かっているのじゃな。わしも今日は久しぶりに中野美奈が借りたいわい。」



「ええ、父さん。あの某女子アナにクリソツぶりは非モテにとってはたまらないですね。いいぶっかけもののDVDが準新作になっているようですから、急いでいきましょう。」



(次回予告・総集編)

※この番組はフィクションです。実在する団体、名称等とは一切関係ありません。

*1:内訳:「このノートコピーさせて」と「非太郎君今度クラスコンパいく?」→もちろん、答えは「ちょっと…用事が…」

*2:おしゃれカフェ。http://www.lafabrique.jp/index/index/main.html もちろん通子のチョイス。

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