古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ブログをやらない訳

今日いろいろぐだぐだ話していて凄い気になったというか凹んだというか、心に刺さった事を一つ。


マスコミ志望というか、いわゆるマスコミ塾に行ったりするような人間について。
こういうのに行くようないわゆるマスコミ志望の人でも、ブログやってるような人ってほとんどいないんですって。
まぁ〜こういう人たちのダメさ加減というかしょうもなさについては私も(非モテ問題と違って)当事者性汁だくですので非常によくわかるわけで。
なんでブログでも何でもやらないのかっていうツッコミは全く正しいと私も思います。だから何にも言えなかった。でも、少し自分語りをすると、例えば私が、学生の頃とかにブログがあったらそれをやってたかと言うと非常に怪しいと思っています。多分やってないですね。情報感度の問題とか、好奇心の強弱の問題とか、いろいろあるのでそれを一般化できるかと言われると凄くむずかしいんだけど…。


伊集院光の名言として「RPGツクールを使って超大作RPGを作ろうとするんだけど、すぐ挫折する」というものがあります。ブログとかって表現の敷居としては限りなく低いしやろうと思えばかなりの程度マスコミや編集(の真似事)ができると思うんだけど、いざツールを手渡されて「作っていいよ!」と言われてしまうと何も作るものがない、からっぽな自分があるだけだという…。多分「僕等*1」は作るとしたら凄い、それこそRPGツクールで言えばFFみたいな超大作を最初に作らないと気が済まないんですよね。逆に作れるもんだとも思っている。そこら辺のリアリティが決定的に不足していて、実際に作ってみて、それが当たり前のようにめちゃめちゃショボイものになる事が我慢できないんでしょうね。ま、どっかの「素晴らしい人」みたいに名門大学の名門サークルで毎年出版社にバイト枠があるような人間ならその辺の機微がわかるという話でしょうか…。
まぁ一言で言うと覚悟が足りない、甘ったれているだけなんだけどね。私もそのいわゆる「マスコミ志望者」のどうしょうもなさっていうのは百も承知で、かつそんなどうしょうもない人間の一員であるところの私は、一刻もはやく腹を切って死ぬべきなのは又吉イエス先生に言われるまでもなく自明の理なんですけれども、それでも、そういう人たちを全否定できないんですよね…。ただ、音楽なら音楽の編集になりたいと言って音楽の事をめちゃめちゃ知ってればなれた時代はもう終わってると思う。

*1:SPA!的表現