古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

サブカルと官能を教えた学校

憂鬱と官能を教えた学校

憂鬱と官能を教えた学校


サブカル人として生き方を教わる場所はどこか?という話。
と、ここまで書いて「サブカル人」って何だよ、と失笑を禁じえない。「馬鹿か、」と。
とはいってもそう書かざるを得ないボリュームゾーンの人々がいるわけなんだから仕方がないですね。
「サブカル人」、「さぶかるじん」、「サブカルジン」…よし、慣れた!
サブカル人はどこで生き方を教わるのだろうか?それはジャンクの中でしかないのは間違いないところではあります。例えばポップス歌手の歌詞、あるいはゲーム、あるいは3流雑誌の記事。サブカル人つ〜のは多分そこらじゅうからガラクタを集めて生きているわけ。それでいいと思うんですよね。


で、サブカル人としての生き方を教える学校というのがあったとしたらどんな学校なんでしょうか。


「サブカル中野学校
です。当然中野にある訳です。中央線沿線がサブカルぽくて素敵!みたいな。
学科


岸田繁科…軽音サークルの岸田繁になる事を目指す。中性的な雰囲気、ロッキンオンジャパン音楽理論(自分語り)、さりげないおしゃれアピールといったスキルの習得を目指す。メガネ装着率100%。失敗してゴーイングアンダーグラウンドのボーカルになってドロップアウトしてしまう人多数。


・ピピピくらぶ科…「テレビBros」の読者登校コーナー「ピピピくらぶ」*1への葉書の掲載を目指すコース。故ナンシー関ばりの卓越した見識眼と小憎たらしい語り口が必要。卒業はわりと簡単な学部。


伊集院光科…面白至上主義者の集まり。AMラジオの「お笑いに関してエッジな」番組の常連投稿者を目指す。講義は「如何にルサンチマンをネタとして昇華できるか?」といった事ばかりを講義する。


下北サンデーズ科…下北沢分校でのみ開講。劇団で如何に実力を見せず(ここがポイント。自分のダメさ加減から如何に目をそらすか!)ゆるゆるとモラトリアムを過ごすか?に主眼を置いている。サークルクラッシュからの回避法なども学ぶ。今後、下北沢がクローズアップされるということで、志望者の増加が予想されている。姉妹講座に下北グローリーデイズ科もあるが、そこでは「演技が素人クラスのAV女優に如何に演技をさせるか」という講義内容。


・得心科…とにかく変わったことをさせる。駅前の広場で白塗りでパフォーマンスとか、奇抜なカッコで疾走とか。。精神改造が必要とされ、最高難度。


・普通科…普通のサブカルを目指す。「人の半歩だけ先行くセンス」を養うことを求められる。スタジオボイスなどで如何に情報を収集し、会話やアイテムに如何に1テンポだけ早くサブカル的おしゃれを取り入れるかを学ぶ。よく受講生同士で「真のサブカル人とは?」という論争が起こる。


…私は普通科ですね。

*1:まだやってるのか?