古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

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国際童貞文化研究所紀要、ABCシステム論3「Cクラス最適化とモノサブカルチャー」

  • モノサブカルチャーとはなにか

Cクラスにおける(コミュニケーション能力の)低スペック化とはなんでしょうか。
国際童貞文化研究所の調査によると、低スペック化を引き起こす主な要因には「ぬるま湯状態」と「モノサブカルチャー」が報告されています。
ぬるま湯状態とは、Cクラスの周り全てがCクラスであり、しかも、大学時代に代表されるようにABクラスからの圧力も比較的低い状況を指します。Cクラスにとっては全く平和ではあるんですが、「ぬるま湯」の名の通り、ぬるま湯コミュニティから出たときに困難が待っています。つまりコミュニケーション能力(と総称されるもの)の低下を引き起こします。
もう一つ、Cクラスの低スペック化を引き起こす要因として、「モノサブカルチャー」が挙げられます。モノサブカルチャーとは、Cクラスがサブカルチャーや中二病といったものにアイデンティティを仮託した優越感ゲームをやることによってしかスクールカースト内で生存できなくなる事です。そしてモノサブカルチャーが進展し、生活の全て、着る服、聴く音楽、テレビ、ゲーム、異性の好み…全てがアニメ中心になる事を特に「アニエンクロージャー」と呼びます。

  • Cクラスにおける最適応はABクラスにおける最不適応

モノサブカルチャーやアニエンクロージャーの悪夢、それはCクラス内部での適応を追及した結果であるという事です。
Cクラス的なコミュニティにおいて、アニメの知識であったりゲームの知識であったりマンガの知識というものは必須の教養です。今どきのCクラスキッズ達の会話では間違いなく、「今日のジャイアントキリング見たー?」「スーパーロボット対戦やった?」なんていう会話がなされているはずです。すでに皆さんもご存知の通り、Cクラス内部であってもそれはそれは苛烈な内部での優越感ゲームが繰り広げられます。その中で生き抜くためにはモノサブカルチャーという形態は非常に適応した形式であります。みんながまなびストレート!を見てるなら俺も見ればいい。でも隣の席に座っているサッカー部員(茶髪長髪)がまなびストレート!なんて知っているのだろうか、吉田アミがべた褒めだとか、知っているのだろうか。つまりはそういう話です。
つまりはCクラスにおいて適応すればすれほどABクラスとの適応という面では不適応になっていく。それこそがモノサブカルチャーの最大の悪夢です。でも、そもそもABクラスとコミュニケーションする必要などあるのでしょうか?「ことばさえつくせばたしゃとわかりあうことができる」それこそが私達の最も愚かな間違いなのではないのでしょうか?