古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

「クリエイターの事情」なんて聞く必要はない

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とりあえず、グレンラガンとか何とかいうアニメの話は全速力で置いてきぼりにします。知らないし。

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とりあえずコメント欄にあった「「SIGHT」が2ちゃんねるなんか信用なくすからそのうちなくなるって言ってたよ〜」とかいうコメントに腹を抱えて爆笑しました。


さて、ここら辺が「うぇぶにーてんぜろ」だなぁと思うのは、mixiでみんなの傷を舐めあっているところです。


「うわわぁぁぁん!バカにされたよー」→「そんなことないよ!○○(作品名)は面白いよ!バカにする奴が悪いんだよ!」→「うん、そうだね!なんもできないくせにバカにすんなバーカバーカ!」→「○○(ロッキンオン社の発行物)で偉い人がこう言ってたよ!」


この手のやりとりはあらゆる学芸会の出し物から同人誌、出版物を出す際に見られた現象です。
ところがそれを白木屋やデニーズではなく、みくしというナウでヤングなメディアにおいて、行われ、あまつさえアーカイブとして半永久的に保存される事。それこそがWeb2.0であるなぁととても感慨深くなります。
それにしても、あかね*1にて「はてな村に書いてある事をマトモに読むのは、肛門に顔近づけて深呼吸するようなもんです。必ず屁を吸ってしまいますぞ。」と言うのならともかく、何でみくしに書くんだろ。仲間内で傷を舐めあうのは勝手だけど、それを公開の場所でやってほしくないなというのは少し思います。


それにつけても「クリエイター」を称する人に限って素人とプロでしっかり線を引きたがるし、「我々「真のクリエイター」は…」とか言うんだろ。これは本当に疑問に思います。発想力講座の人とかでクリエイター系の人達に会うときがあるんだけど、その人らはそんなこと一切言わなかったけど。私が稚拙な(←これはマジで)内容で感想言ったりしても聞いてくれたよ、内心ウザがってたかもしれないけど。
大体、私の仕事に当てはめるとよくわかる。なんか失敗とかしても傷の舐めあう仲間なんていないし、言い訳なんて一切許されないからね。例えば、うちの会社が納品しているコピー機を他社のやつに換えられたりしたら、部署全員の前で反省させられるし、どこまでも追い詰められます。(社内ニートだけどな!)そんな言い訳とか傷の舐めあいとかをよしとするんでしょうか、「真のクリエイター」ってのは。


なにはさておき、「何も始まってないヤツ」である我々は、「クリエイターの事情」なんて一切考慮せず悪口を言って「えらくなったつもり」になりましょう。そして殴りあうことでしか次の新しいモノなんて永遠にできないんじゃないでしょうか。それこそ、「何も始まってないヤツ」にできる唯一の事なんじゃないか。




あ、つうかこの女子社員ってクリエイティブ職なのか!?

*1:早稲田にある交流スペース