古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

非モテと欺瞞

ttp://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20070524
相変わらずな林田先生。はてなの非モテは新手の自己啓発セミナーであり、カルトだという林田先生の主張に従い、私の方で事前にエントリーの素案を考えさせていただきました。
※ちなみに、私はこの内容を知人の公安関係者から聞きました*1

非モテとは欺瞞に満ちた生き物である。


自分が世間から蔑まされているのは、自分の能力が劣っており、勉学や処世術を学ぶために費やさねばならなかった時間をオナニーやオナニーやオナニーで浪費してしまい、時にははてなでも浪費してしまい、自らの価値を高めるチャンスを自らの欲(主に性欲)によって失ったという事実から目をそらしたいがために「非モテは差別されている」という欺瞞を自らに言い聞かせ、世間を呪いながら生きている。


だが、非モテブロガーの世界にも順列があり、能力や努力によって「ブクマされる人物」とそうでない者とに明確に区別される。仮に、どうしようもない非モテである君が「俺も非モテ論壇の担い手としてエントリを書こう」と思ったとする。世間に相手にされなくても、インターネットであれば正当な評価をしてもらえるはずだ、という甘い期待を抱きながら。しかし、そこで求められるのは同病を相哀れむような「淀んだ仲間意識」ではなく、効率的なAVを的確にツタヤのアダルトレンタルコーナーから見極め、黙々と作業を進める能力である。口でやるのもいいけれど手を動かせ、さもなくば、ソープに行け*2。悲しいかな、どうしようもない非モテである君は、いつもブクマしてくれるあの子が自分に優しくしてくれる文化系女子であると信じたい、楽しい時間を過ごしたい、サブカルチャーと社会思想を論じつつもネゲットしたいという欲(甘え)に負け、インターネットコミュニティの中ですら[かわいそうです]の烙印を押されてしまう。


そして、何も出来ず、何もなしえず、ただ自分の性欲を満たすために三浦亜沙妃や綾瀬はるな、たまにはクラシックな作品を・・・と朝河蘭や城麻美のレンタルDVDでカゴいっぱいにして半額クーポンの表示された携帯を片手に行列に並ぶのだ、「返却のみのお客様は先にカウンターに並んでください!」という、茶髪DQNのアルバイトの怒声を浴びながら。カウンターの前に立った非モテが悠然と朝河蘭を出し、「ロード・トゥ・パーディション」の下に隠すなどという小細工をしなくて済むのは、カウンターのスタッフが小太り黒ぶちメガネ(男)であって初めてできる事であり、カウンターに男性店員が無ければ、非モテは「シュレック」片手に店内を走り回るKids達を尻目に見たくもないミニシアター映画の棚を物色する事になる。


自らの性欲を「オナニーは万国共通のスポーツだ!」と言い換え、それがさも素晴らしいものであるかのような欺瞞を振りまき、あまつさえ「メガネ」を語ろうとするペテン師に貴重な時間を費やしてしまったことを俺は反省し、今日も仕事に励むのであった。


言っとくがな、相手は生身の文化系女子なんだぞ!ったく。

*1:もう大分前の揉め事

*2:北方先生のお言葉。当然ながら北方水滸伝には出てこない