古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

非モテのリトマス紙

は、「あのお方」*1、という事になるのだろうか。
「国家は男子に女性(できれば処女)をあてがえ」という主張に同調する人がいるとして、それがそのままイコール「非モテ」である、という事になるのだろうか。


私が何を言いたいのか、というと、つまり、「国家は男子に女性をあてがえ」って言う人は非モテを自称したこと(何をもって非モテかっていうのもまぁ難しいんだが。)、もしくは逆で非モテを自称している人で「国家は〜(以下略)」という主張をしている事ってなくないか?という事。大変申し訳ないけれど、私がこれまで見てきた人の中にはそういう人はいなかったように思う。かつての論壇における最右翼であった「覚悟」氏も処女・中絶問題については相当な事を言っていたように認識していたが、「国家〜(以下略)」の主張をしているかどうかはよくわからない。私の記憶ではそういった主張はなかったように思う。ただし、「国〜(以下略)」の主張をしている人が周りの観測者達によって非モテであると「認定」される事はありうる。
要するに、「〜(以下略)」の主張をする人が存在する事については私は同意するが、「『(以下略)』と言う非モテ」が存在するという事についてはちょっと良くわからない。少なくとも私は見た事がない。


だが、そこで私はいよいよ良くわからなってしまう。なぜなら、私は非モテというのは「自称」するものだと思っているからだ。理由は二つある。


1:「非モテ」の明確な定義=○○する人が非モテという基準が存在しない以上、自称するのに任せておくのが一番安全だから
2:「非モテ」周辺の問題は大概が自意識、つまり自分で自分の事をどうとらえているか、という問題であるため


もちろん、私のオレ様定義に他の人が従う必要は全くないのだが、明確な基準がない上で「他人の認定もOK」って事になると、いよいよ「俺の気に入らない奴が非モテ」って事になるのではないだろうか。もっとも、議論において「モテないくせに!」というのは常套句の罵倒語なわけだが。


もう少し生産的なやり方は、「非モテ」の定義を「(以下略)」に賛同するかどうかにおいてみる事だ。
仮に、賛同できる→非モテ、賛同できない→非モテ以外の何か
としてみた上で「(以下略)」という基準がリトマス試験紙としての役割を果たし得るのかどうか非常に興味がある。

*1:一体、誰のことだろうか??