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古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

田舎インターネット

妄想

昨日、ニコニコ動画でやっていた「新春特別企画:MIAUで語り尽くす、どーなる!?2010年のネット界!」を見ていたんですが、田舎についての話が結構面白かったです(詳細ログはこちらを参照:http://d.hatena.ne.jp/stereocat/20100104/1262610016)。

  • リアルの方の選挙活動を禁止してしまえ

  * 「選挙の民族史」という本
  * 土着選挙から切り離して、論理にもとづく政治システムにいかないと: 代議員は本来そういうのだったけど、もう土着選挙にとりこまれちゃってる。
  o 純粋に個人の意思が政策に反映されるようなシステムを
  o 上からあれやれこれやれ、というのがなくならないと、自分でどうするかを考えない
  o 若者がそういうネットワークからはずれてしまった。古株の政治家ほど古いネットワークを使わせようとしているのでは。

  * 都市部だとやりたいひとが勝手にやるんだけど、地方だと青年会議所とかは、地元の有力者とか政治家とか筋をおさえないとできない。
  o 自分が目配せできる範囲じゃないとやらせたくない

(引用部はhttp://d.hatena.ne.jp/stereocat/20100104/1262610016のログによる)


基本的にこの辺の部分はまるっきり正しいと思います。
ただし、MIAUでの議論は田舎の人たちのネットリテラシーの低さを過小評価しているように思います。つうか、自分の認識で言うとパソコンやインターネットっていうのはファミコン*1と同じぐらいの認識でいる田舎のおっさんおばさんっていうのは結構多いように思います。だから、その意味でケータイとゲームを同列に扱っている石川県っていうのは田舎的には100%正しい。


一方で、私が思うのは、田舎でこそインターネットは活用されるべきだと確信しています。
それは田舎というのは基本的に、多くの既存コミュニティが融解し、「ウチ」と「ソト」しかなくなった、つまり家(ウチ)と車(半ウチ)そして、「ソト」として人のまばらな大型ショッピングモールによって成り立っています。中間的なコミュニティ、例えば町内会のような存在もそれほど上手く機能していないように思えます*2。東京などのように、全員が一人でいる事を想定して設計されているわけではなく、むしろ、中間的コミュニティを自明のものとして設計されているにも関わらず、「ウチ」と「ソト」がダイレクトに接続され、剥き出しの個人が放り出されるのが現在の田舎であるように思います。だから、私のように一度コミュニティから出て戻ったり、何らかの理由でコミュニティ(それは町内→学校→地元と続いていく)からドロップアウトした人間にとって、田舎というのは非常に息苦しい訳ですが、そういう人たちにとって、インターネット(mixiなりtwitterなり)というのは、人間関係を築きなおし、新しく自分が属する事ができるコミュニティを探す事に多少というかかなり役立つのではないだろうかと思います。


一方で、その際にネックになるのが、先に挙げた田舎にいて「今」力を持っている人たちがあまりにもネットリテラシーが低すぎるという事です。要するに、先行世代を中心とした「ネット=ゲーム=役立たない=規制してしまえ」という極めてPTA的なレトリックが教え込まれる事によってせっかくのネットなりの可能性が一気にしぼんでしまうように思います。そこは、地道に啓蒙していくしかないんだろうけど、なぜか田舎でネットとか関心持つ人って○師(マイルドに言うと「ビジネスマインドが強すぎる人」)ばかりなんですよね…。もしMIAUにお願いするとしたら、地方巡業で啓蒙とかしてほしいなというところでしょうか。

*1:スーパーファミコンですらない!

*2:そもそも、町内会で話し合われる具体的な議題というのははてなの比じゃないぐらいくだらない(!)ので、一気にコミットする気がなくなる

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