古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

昨日の続き〜サブカルアイテム〜

昨日のものではやや舌足らずな感じだったので、サブカルアイテムを再度エントリしてみることにしました。

映画
東欧製アニメ シネマライズ 岩井俊二 トレインスポッティング
芸能人
蒼井優 土屋アンナ 栗山千明 木村カエラ 松田龍平 永瀬正敏 浅野忠信
共通するのは「臭いがしない」ってところか。
音楽
くるり スーパーカー ナンバーガール 銀杏BOYS(ゴーイングステディ) YUKI ブリリアントグリーン=川瀬智子トミーフェブラリー ギターロック系新人バンド 椎名林檎(自作自演少女対策として)、レディオヘッドBECK
ほとんどが邦楽なことに注意。くるり、スーパーカーナンバーガールレディオヘッドがサブカル四天王。
雑誌
STUDIO VOICE クイックジャパン ロッキンオンジャパン(ロッキンオン) 「H」 スヌーザー(広告批評ファウストユリイカが入るかどうかはわかりません)
その多くがカルチャー誌(?)*1であることに注意。D.T.を代表する雑誌が週刊ファミ通で、オタクを代表する雑誌がニュータイプとかなんかそういうのであることと対比させてみると面白いかもしれません。
思想・本
哲学書 フーコー デリダ ラカン ユング フロイト 宮台真司 桜井亜美 辻仁成(いわゆるライトノベル作家の位置づけについてはわかりません)
ここで挙げられている作家の本は「本棚に並べる」事が目的であり、買ったけど1ページも読まないという選択肢がありだということに注意。哲学で言いえば、D.T.やオタクがニーチェを挙げるのに対して、心理学系・精神分析系の哲学者を挙げることが多いのがポイント。
ゲーム
???
サブカルの人はゲームをやるのだろうか?最初はグランドセフトオートとかやってるのかなぁって思ったんだけど、そうでもないような気がするし・・・。なんとなく思うのはウイニングイレブンとかはやってそうだなぁという事。パワプロではなくウイイレだと思う。サブカルの人ってゲームの表象=ドット絵とかについては好きみたいだけど、個々のゲームについてはほとんど何も言わないからなぁ。FFやドラクエは知ってるけど、サガは怪しい感じ。なんとなくですけど、サブカルの人がそういうの好きなのって、サブカルの好きなアーティストが取り上げるからってだけだと思う。
「ゲームなんてオタクがやるものだけど、俺の好きな○○がデザインしたドット絵がプリントされたTシャツはかっこいいよね」
そんな感じ。
少なくとも「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」については存在も知らない事は断言できます。

あくまでも、「これを見たりしている奴はサブカル」ではなく、「話をふった際に、ここで挙げられるような物しか出てこなかった場合、気をつけてください」という程度の話です。

*1:要するに一冊に音楽から映画から本からいろいろ載っているって事。ロッキンオンやスヌーザーは音楽雑誌ですけど。

茂手内物語⑩〜学校行事という巨大なトラウマ〜

http://d.hatena.ne.jp/hazama-hazama/20050806
http://d.hatena.ne.jp/admire-don/20050723#p2
http://d.hatena.ne.jp/admire-don/20050723#p2
より。
私は学校行事というものがすべからく嫌いだ。体育祭、文化祭から始まり、修学旅行、遠足などなどなどなど。嫌いな理由は私が団結とかクラスの仲間とかそういうキーワードが大嫌いだとかいろいろあるんだけど、一番の理由は、「普段は少しは隠蔽されているスクールカーストの構図が露骨に明らかにされるから」です。例えば修学旅行の班編成で明らかに余り物の班に組み込まれたり、体育祭の自主練習に無理やり参加させられたり、そこでなぜか私だけ責められたり…などなど。
昨日取り上げた「イキガミ」というマンガでは主人公はいじめの現場として下半身を写メールで取られたり、頭にタバコを押し付けられて、頭の半分がハゲてしまったりするんだけど、そういう状況になるのはむしろまれで、こう、真綿で首を絞められるように微妙な形でバカにされてるんですよね。それが学校行事で白日の下にさらされる恐怖と敗北感ね。私はそれが大嫌いだった。そんなことするぐらいだったら家でおかしでも食べながらシティハンターの再放送でも見ていたかった。見ていたかったのになぁ・・・。
しかし、教師なんかが言う「クラスの団結」とか「クラスの仲間」とか、そういうものはAクラス(とBクラスの一部)のものでCクラスなんて「クラスの仲間」の中に入ってすらいないはずなんだけど*1、それすらわかっていないCクラスの奴もいたんだよね。うちの中学校って文化祭は合唱なんですよ。大地賛唱とかそういうの歌うんです。私はマジで最悪だと思っていて、むちゃくちゃ非協力的*2で教師とか文化祭推進派にいつもムカつかれてたんだけど、その文化祭推進派にCクラスの奴がいるんですよ。そいつに「1963、歌えよ!!」とかってキレられてる。ホントに救いがたかったなぁ。文化祭で頑張った程度でABCが覆るのなら苦労はしないはずなのに*3そんなこともわからなかったのか。結局Aの文化祭推進派の噛ませ犬になるだけなのに。もっとも、Aクラスの中にも文化祭否定派*4がいたからそこで文化祭期間中だけの連帯感が生まれるんだけど。たぶん、推進派の位置につく事によって文化祭とか体育祭の期間だけなんとなくABと同じ位置にいられるって事が彼らを酔わせてるんだろうなぁ。あぁ救いがたい。
まとめ
学校行事とはスクールカーストにおけるCクラスが最も唾棄すべきものである。しかし、学校行事推進派になる事によって一時的にABと同じ位置に立つという欲望には抗いがたいものがある。その裏の教師・学校という大ボスの存在は隠されたままで・・・。

*1:入れてほしくもないけど。やせ我慢と言われようとなんだろうと。

*2:これがD.T.のジョブ特性「場の空気が読めない/わざと読まない」なんだろうなぁ

*3:ABC間の昇格・降格については後日やります。

*4:理由は、合唱が嫌いとかそういう理由だと思う

茂手内物語⑪〜茂手内コミュニティの絶望〜

わりとまじめな非モテ論エントリ。
上のエントリとも少し関連するんですが、リアル世界で抑圧されている茂手内がインターネット上などで茂手内たちのコミュニティを作ろうという動きがみられます。全童連だとか、mixiとか、童貞.COMの出会い系居酒屋シリーズなどなど。新しくそういうものを立ち上げようという人たちもいます。私はそういう動きは非常にすばらしいなぁと思うんですよ。ただし、私は一つ危惧している事があります。そういう茂手内のコミュニティが作られる事によってもて茂手内内の対立がかえって明らかになってしまうんではないかなと思ってしまうんです。
一番でかいのは左茂手内と右茂手内の対立でしょうか。これは恋愛至上主義/スクールカーストは克服不可能→最悪の敵とする立場*1とそうでもないんじゃないの?*2という立場の対立。
あとは
趣味による対立・・・サブカル茂手内の「オタク茂手内より俺はましだ」とオタク、D.T.茂手内の「サブカル茂手内はホント表面だけなぞる薄っぺらな奴だなぁ」との対立。
恋愛感による対立・・・純愛志向VSそうでもないという対立
などなど。上のエントリでも明らかなように、AB側に寝返る*3人もいるし。
これは結局恐らく茂手内の中でも偶然に偶然が重なって彼女ができたりしたり、比較的女の子と話せたりとかしている、わりと恵まれた人とそうでもない人とのたいりつになるんだろうなぁ。私は何度も書いていますが、この手の内ゲバをやっている暇はないのになぁと思うんですが、どうもこの辺の対立は決定的なような気がします。
まとめ
茂手内の中でも意見の対立があります。それは本人の置かれてきた立場などによります。だから基本的には各個人が解決していくしかないんでしょうね。しかし、かりそめでもいいのでなんとか上手く茂手内の楽園が作れないものか・・・。

*1:電波男なんかの立場と近い

*2:ここには。恋愛にそこまでこだわらなくてもいいんじゃないの?という意見も含まれます

*3:この表現、ギャグか。