古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

はてなダイアリーで選ぶミュージックアワード2003その2

で、今日は解説編。
まずは
邦楽編
1位MONDO GROSSO「NEXT WAVE」…機を見ることにかけては日本一のプロデューサー、大沢伸一のユニット。前作までってジャズがメインでそこにテクノ的な要素をまぶすって感じだったんですけど今作は完璧逆。ベースが4つ打ちのテクノチックなリズムにおまけでジャズをまぶすって感じでこれが成功してますね。こういう転換ができる点が機を見るに敏だってことです。
2位Cymbals「Requests!」…1月20日に解散するバンドのライブ盤。女の子がボーカルでヘボいかなーっと思わせといて、そこら辺のヘボバンド(グレイプバインとか)なんかよりよっぽどロックだと思ったり。
3位THEE MICHELLE GUN ELEPANT「LAST HEAVEN'S BOOTLEG」…こいつもライブ盤。選曲にかなり疑問があるのでこの順位。「サブリナヘブン/ノーヘブン」はやはり前作(「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」。なげぇな)よりは落ちるのでランク外としました。ミッシェル解散ってことでご祝儀ですな。「ジプシー・サンディー」のライブ盤、名曲。
4位paris match「QUATTRO」…おしゃれポップスグループの4枚目。でも前作よりは落ちるので(つーか前作「TYPEⅢ」出色のデキだったので)この順位。
5位Jazztronik「Horizon」…須永辰緒みたいな感じのややテクノよりのおしゃれポップスメーカー。1曲ごとのできはいいんですけど、いかんせん曲数が少ない(Intro入れて8曲…)なのでこの順位。
洋楽編
1位Ananda Project「Morniing Light」…アメリカ出身のクリス・ブランによるセカンドアルバム。とにかくメロディが綺麗。いわゆるテクノ/ハウスの人の中でこのメロディは飛びぬけてます。で、ほとんどが歌つきなのもうれしいっす。
2位Primal Scream「LIVE IN JAPAN」…プライマル・スクリームのベスト盤。詩ってらっしゃる方からはえ?「ダーティ・ヒッツ」は?という声が聞こえてきそうですが、あれと比べてどちらがベストにふさわしいかと言われれば間違いなくこっちです。曲順、演奏共に最高。
3位Tim Deluxe「The Little Ginger Club Kid」…ダレン・エマーソンの友達によるファーストアルバム。テクノ界では次世代の旗手として有名らしいんですけど音数がいいのはいいですね。
4位Pulump DJ'S「EARGASM」…次世代の旗手その2。ケミカルブラザーズとかとよく比較されるんですけど、ケミカルに比べるとやや落ち着き気味ですね。
5位New Order「RETORO」…私の一番好きなバンドのボックスセット。レアなミックス等もあるのがうれしいところ。ただ以前1度聞いたことがある曲が多いところがややマイナス点か。
です。