古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

オウムの麻原に死刑判決

ってことで久しぶりにマジメモードっ。うーん、こいつは絶対反省してないな。宗教者として自らを主張することもせず、生に執着することもない。毎日毎日だらだらだらだらしてるんだろうな。何人殺したとか全く実感ねぇだろ。しっかしこんな奴になんで洗脳されたりとかすんのかな〜ほんとわけわからん。謎でしょうがない。いや、あのね、いいわるいは別にして、ナチとかには「人を魅了する何か」があるのよ。だからこそそれをモチーフにしてアートが作られたり、今でもいろんなことが語られるの。私の大好きなNew Orderって単語も元々はナチ関連の単語だし。でもさ〜あるか?オウムに。人を魅了するものが?誤解を恐れずにいうとね、だって面白いでしょ?オウムって。教義にしても、歌にしてもさ。これをギャグ以外の何としてうけとめればいいんだ?
あともう一つだけ言いたいけど、(シュガー)カルトについて語られる時、必ず出てくる論調が「人はなぜカルトにはまるのか?」ってやつ。この問いを立てること自体がナンセンス。だっていつの時代もそういう教えにはまる人はいるもん。宗教好きみたいな人。渡辺謙とかさ。で、みんなさカルトカルトっていうけど、最初はどんな宗教でも反体制だし突飛な教義だったんじゃないの?もちろん今のカルトの教義のぶっ飛び具合はもの凄いけどね。キリスト教なんて、イエスはローマ帝国によって殺されたし(もっとも、メルギブソンに言わせるとそうじゃないらしいけど)、教義の「人間みな平等」なんていうのは当時の社会ではもの凄く異端な教えのはずでしょ。だって、身分の差があって当然の社会だったんだから。しかし、オウムの場合、その「異端な教え」ってのが「わ〜た〜し〜はやってない〜」っていう例の歌なんだから、なんだかな。切なくなります。