ライブレポ＠フジロックフェスティバル’04〜真夏のロックフェスクラブ〜
あぶらだこ（W）…5点。う〜ん、ピンときませんでした。
ハナレグミ（F）…7点。寝るのにちょうどいいね。暑かったけど、飯食った後だったので気持ちよく寝られました。スマッシュのファインプレイ。
サンボマスター（R）…9点。どうも申し訳ございませんでした。タイプ的にはイースタンユース+ゴーイングステディみたいな感じなんだけど、凄いね。なにより素晴らしいのは客の盛り上げ方が群を抜いてうまいこと。客の盛り上げ方っていうとセットリスト、MC、演奏等なんだけど、これが下手くそだとどんないい曲でもいまいち盛り上がらないと思うんだけど、彼らは違ったね。私もほとんど知らない状態でいったんですけど、あげあげでした。客が望んでるものを出しつつ、客の想像を超えていく他のバンドも見習ってほしいものです。課題を挙げるとしたら、一歩間違えたらサムい自意識過剰すぎなトーク*1のバランスを考えるってこととTシャツがダサすぎってことだな。
THE LIBERTINES（G）…7点。ボーカルなしで登場。うーん。標準的なレベルは超えてる曲がほとんどなんだけど、飛びぬけていい曲がないんだよね。
JET（G）…8点。かっこよかったです。早くも女性ファンがついてたのにはいささか驚いたが。一番女性人気がなさそうなドラムが一番重要ですね。いいタイコ叩いてます。まだまだ伸びシロがあるような感じがしたので、次回への期待料込みの評価です。でも、バラードとかは歌わないでね。
KEANE(R)…6点。ポップなコールドプレイ。三人編成（ボーカル・ドラム・ピアノ）だったんだけど、ベースの音が聞こえてきた。なんでだろ？ファンなら。
THE WHITE STRIPES（G）…8点。こっちは2人なんだけど、凄かったです。音とか演奏とかそんなにうまいなーって感じでもないんだけど、なぜだか感動するという不思議な方たちでした。ブルースな感じはライブで聴くと凄くいいね。
ASH（R）…8点。盛り上がりますな〜こいつらグリーンのヘッドライナーでもよかったじゃん（今思うと）。基本はメタルであげあげサウンドなんだけど、アメリカのバンドが底抜けに明るいのに対して、ちょっと湿ってるんだよね。この辺が私のようなUK好きにはたまりませんな。
ここでちょっと中断して、MORRISSEY事件の顛末。
グリーンステージに行くと、スマッシュ・日高社長が。非常に率直に謝ってらっしゃいました。「すいません、次からはしません」だって。まぁ来ないもんはしょうがないから、こっちも「気をつけてね」と言う他ない。で結局アナウンスされたのが、
MORRISSEY→THIS CHARMMING MEN＝スミスのコピーバンドでした。この時点で帰る客多数。私も苦笑。仕方ないので前から3列目ぐらいで見てました。さすが、プロのパチモンだけあって声はめちゃめちゃ似てる。演奏もまぁ聞けなくはない。でもさすがにギターはジョニー・マーと比べると落ちるが。やるべき曲もほとんどやってくれました。「THIS CHARMMING MEN」、「THERE IS〜」、「アイリッシュハート・イングリッシュブラッド*2」など。まぁそれが救いですか。私を含めて残った客は割と暖かく迎えていて、モリッシー（のパチモン）も「やさしいな〜」を連発してました。評価はホントだったら0点なんだけど、かなり似てたのと、率直に謝ってくれた日高社長に免じて2点。でも次からは絶対やめてね。
夜中のレッドマーキーも全部いたんだけど、かな〜り意識が朦朧としていたので、評価不能。でもSPACE COWBOYはよかったな。
全体的には、来ている客のレベルが高く、よく知らないバンドでも結構のりのりになってたのはホント凄い。頭が下がる思いです。フェスとかいくといつも思うんだけど、私の知らないバンドがまだまだいっぱいあって、私もまだまだ全く修行が足りないなぁとしみじみ思いました。あと、ご飯がおいしい。これは声を大にしていいたい。もちろん、外で食うってことでうまさ20％アップなんだけど、いろんな国のへんてこな料理が食べれてすごいよかったです。最後に、私の事前準備の杜撰さはなんなんだろ？苗場着いたらあれもない、これもないって感じで、現地にいた友達にあきれられてしまいました。
