自由が燃える温度
今更ながらです。私、あまり興味ないんだよね。9・11とか。だって、私の9月11日の日記なんてテロのテの字も出てなかったですからね。なんか「ディズニーランドはフジロックだ!」とかそんなような内容なんだから。そんな私が考えたマイケル・ムーアの話です。「華氏911」、どうなんでしょう?今月の「サイゾー」でM2(宮崎哲弥、宮台真司のこと。我ながら下らない説明だ)があんまし評価できねぇみたいな事を言ってました。文壇政治*1だけを考えているあの二人の割りにまともな事を言ってると思いました。
私は前にもここで書いたんですけど、「マイケルムーア=小林よしのり」っていう説をとってます。この二人、主張は正反対なんですが、そのスタンスは結構似てます。左翼(右翼)の専門職*2ではない人がそれゆえに庶民的な視点でもって、時にはギャグを交えて政治を斬るっていう、基本的なスタンスは同じですよね。ってことはマイケル・ムーアは小林よしのりのたどった道と同じ道を辿るのだろうか。小林よしのりって大体最初のうちはいろんな人たちに持ち上げられるんだけど、結局「専門職じゃないから」っていう理由で切り捨てられて、他の人に拾われる、この繰り返しです。ムーアは意外と小ずるく立ち回って左翼のみんなに好かれるキャラでいるような気もするけど。でも、見てみたいなぁ、「華氏911、左翼版」。
結局、右翼と左翼、どっちが正しいの?っていうのは大した問題ではなくて*3、問題はマイケル・ムーアみたいなのに容易に感化されるか否かっていうことなんだろうね。それによって人間としてのタイプが決まる。別にどっちのタイプでもいいんだけど。でも、左翼の人たちは舌なめずりしてるだろうなぁ。「やった〜景気回復だ〜!!」って。今、マイケル・ムーアを大絶賛してる人の書いた文章を5年後ぐらいに書いた本人に見せたいものです*4。