オンラインゲームでの言論の自由

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041104-00000004-wir-sci
より。ちょっと面白かった。
アメリカでは、インターネット上での言論の自由が合衆国憲法で保障されるかどうかっていうのを真剣に議論しているようです。今んとこインターネットの言論はほぼ野放しにされているが、国はもちろん、システムの運営者も本音では言論の自由を規制したいと考えている。まぁ、でもこの手の規制を100％実行するのは無理でしょう。いたちごっこだし。
その中でのフレデリック・シャウアー教授*1っていう人が言うには、
「誹謗中傷の問題、プライバシー侵害、憎悪発言、人種差別発言、暴力行為の扇動、様々な形の犯罪の教唆といった問題について、開かれた自由な民主主義社会の中で、米国ほど言論の自由が保護された国は本質的に他にはない」
それゆえに、仮想世界は、そこにいるプレイヤーが望むような理想郷にはなり得ないし、「そうなるだろうと期待されているような、社会的な実験の場でも、社会の新しいイメージを生み出す場でも」ない
だそうです。確かに。それはいえてます。でもそうなるとインターネットの魅力はかなりの部分なくなる。そうなる前にある程度棲み分けができればいいのになぁと思います。

*1:ハーバードの教授！