古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

我らの時代〜音楽界・サブカテゴリ編〜

エイベックスとモーニング娘については一応触れましたので、今回はその他の90年代中盤から最近にかけての音楽界についてです。
主なトピックスについては
・メロコアブーム
・自作自演系アーティストの成立
・ロックフェスの成立〜フェスバブル
・テクノ・クラブ系アーティストの活躍
・ヒップホップの隆盛
まず、メロコアです。実は、私が生まれて自覚的に買ったCDがHI-STANDARDでした。ミュージシャンのビデオを見たのもハイスタが初めてでした。最初に見たとき、とにかくあのバカさ加減に目が釘付けになりました。すぐ裸になったり、ゲップ出したり…。私の好きな松村邦洋や上島竜平に通じる楽しさがあります。今ではすっかりだめだめなメロコアですが、パンク中興の祖としてもっと評価されてもいいでしょう。キッズに確実に需要があるし、今のSUM41とかBLINK182が好調なように今後、何年周期かでブームが来るんではないでしょうか?しかし、日本でのメロコア勢がほとんど勢いをなくしているのは本当に残念です。あ、ちなみに175Rはパンクじゃないですよ。
次、自作自演系アーティスト。これは主に女性ボーカリストの潮流です。これの開祖はCocco椎名林檎あたりですね。立ち位置、「何かを言っている感」を商売道具にしている人たちのことです。
私の実家にはロッキンオンジャパンが2冊だけあります。それは弟が買ったやつなんですけど、1冊が「ここでキスして。」あたりで椎名林檎が大特集してありました*1。で、私がびびったのが読者からの投稿によるレビューです。ます、その投稿者(男)の住所が書いてあるのにびっくりしたんですけど、それにもまして、めちゃめちゃキモかったのがその妄想爆発な文章ですね。「こいつ、曲なんかどうでもよくて、椎名林檎の立ち位置が大好きなんだろうなぁ」ってことがひしひしと伝わってきました*2
この、自作自演系アーティストの登場によって、女性ボーカリストの幅が広がったのは間違いない。今でもそうだが、女性アーティストの場合、なんだかんだといってルックスが一番重視される。私も含めて音楽ファンは女性ボーカリストを評価する時、「こいつのアーティスティックさがさ…」とかほざくけど、そんなものは美人がそこそこの歌を歌うことの魅力に比べたら児戯に等しい。だが、この自作自演系アーティストの登場以後、「アーティスト性」でごまかすことが*3可能になったと思う。Coccoがあのフェイスでメジャーでトップアーティストでいられたとういう事実。これは凄いことだと思う*4
確かに自作自演系の登場でアーティスト選択の幅は広がりましたけど、いかがでしょう?「お前のその自意識過剰はもうお腹いっぱいだよ」と思うのは私だけでしょうか?
以下、次の日に続きます。

*1:ちなみに同じ号にはデビューシングルを出すCymbals登場。

*2:ちなみにそれが原因で、私はロッキンオンジャパンを二度と買うまいと心に決めた

*3:最悪に口が悪い

*4:悪口ではないです。これ、誉め言葉ですよ。