我らの時代〜サブカルチャー編その２、サブカルボキャブラ理論〜

さて、予定を少しかえて今回はサブカルボキャブラ理論です。
サブカルチャーって、一括りにされてますけど、この中にはお洒落なものもそうでないのもありますね。例えば、伊集院光と緒川たまき、この二人は同じくサブカル芸能人として認識されていますが、この二人の支持層は同じなのでしょうか？答えは言うまでもなくノー。これは、伊集院光がモテない童貞がおもなターゲットなのに対し、緒川たまき好きな人はどちらかというとアーティスティック＝高感度ボーイ・ガール*1な人が多いというので、わかると思う。
つまり、メイン→サブとモテ→ダサっていうのはまったく別の指標だということです。で、この二つの指標を組み合わせて往年の「ボキャブラ天国」におけるバカパクとかシブ知みたいにやろうっていうのが今回の試みです。で、やってみました。

まずは四つの指標の分類
モテサブ…いわゆる緒川たまき派。アーティスティックさの自己主張としてのアイテムが多い。ほぼ例外なく「知的さ」や「何かを考えている感」を醸し出している。あと、アイコン（＝偶像）として女優がおおいのも特徴か。
主なモテサブアイテム
TVブロス　ロッキンオン　STUDIO VOICE　いとうせいこう　椎名林檎　クラブ系アーティスト　J-文学　多重人格探偵サイコ　押井守　エヴァンゲリオン　緒川たまき　など　　　　
ダササブ・・・いわゆる童貞文化です。モテサブが女性芸能人メインに対して、こちらは男の芸能人が多い。伊集院、みうらじゅん、大槻ケンジ、浅草キッドを人はサブダサ四天王と呼ぶ。って私が勝手に決めた。アニメやゲームの本来の位置はここ。ちなみにこのグループが一番孤立してます。他のグループに対して必要以上に敵意をむき出しにしているのもここ。
主なダササブアイテム
サイゾー　伊集院光　大槻ケンジ　みうらじゅん　浅草キッド　テレ東の深夜アニメ　スピッツ　ゲーム一般　など

モテメイ・・・メインカルチャーでモテ系。一番の王道です。宮崎駿などは様々なサロン活動によってここまで上り詰めたわけです。
主なモテメイアイテム
日経エンタテイメント！　ほとんど全ての新聞　宮崎駿　ドラえもん　ドラゴンクエスト　めちゃイケ　長谷川京子　北野武　ミスチル　など

ダサメイ、メインカルチャーだけどもてない。バラエティタレントはダササブではなくここ。もっとも、ここでいうアイドルは小池栄子とかTVに出てくるメジャーなアイドルのことです。こういう人達って主な支持層がオタクから一般ぴーぽーになっているっていうのが私の説です。
主なダサメイアイテム
TVに出てくるバラエティタレント　ガンダム　写真週刊誌　純文学　SPA!　小林よしのり　など
　
これを使えばたいがいの現象は説明できるんではないでしょうか？という自画自賛です。よければこれを使って、浅草キッドはダササブの8・9だ。だとか、B'Zはダサメイの5・10だ！だとかって当てはめて遊んでみてください。3秒ぐらいは暇つぶしになると思います。
次回予告
次回は予告どうりサブカルとサブカル愛好者における勲章の存在です。

*1:私が勝手に作った造語