古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

我らの時代〜サブカルチャー編、紫綬褒章ケーススタディ〜

http://www.geocities.jp/paropro2004/
より。
今日は、ちょうどおもしろい記事がありましたので、それをもとに紫綬褒章の具体的ケーススタディを。
安倍なつみさん、盗作なされていたそうですね。私の個人的考えとしてはあまり責めなくても・・・っていう感じでしょうか?もし盗用してるのがPRIMAL SCREAMとかだったらかなり面白い。特に「SWATICA EYES」か「Shot Speed/Kill Allright」あたりを盗用してくれたらかなりウケる。安倍なつみの写真の横に「鍵十字の目、鍵十字の目、鍵十字の目」だったり、「スピード、キメて/明かりを全部消せ」みたいな文字が踊ってたら私も安倍なつみさんのファンクラブに入りますよ。
ここで取り上げるのは、なぜ安倍容疑者(安倍なつみさんのことです。当然ですが)はこれほどまでにアーティスト性を押し出さなければならなかったのか?ということです。前にも少し書きましたが、フェイスとクリエイティビティのバランスです。非常に見も蓋もない話なのですが、ブサイクでいい歌を歌うより、可愛いでそこそこの歌を歌っているほうが、売れるはずなんです*1。つまり、別に安倍容疑者ほどのルックスなら別に詩など書かなくともファンとしてはOKなはず。つまり今いるファンを大切にしていけば現在位置であるダサメイの5・5*2で何年かは喰っていけるはず。それでも詩人というモテサブ、モテメイに行くための紫綬褒章(と、いうより今回は免罪符的な要素が強いのでしょうが)が欲しかった。この辺に我らの時代特有の病理を感じるわけです。安倍容疑者に加えてアイドル声優とか高感度ガールとかもそうなんですけど、別に無理して詩とか書かなくていいし、無理して好きな映画に古典の名作とかミニシアター系を挙げなくていいと思うんだけど。確かに歌手以外に特別鉱脈のない安倍容疑者にとってはなんらかの形でアーティスティックさを打ち出さないのいけなかったのでしょうけど・・・。
最後に、この手のニュースでいつも思うんですけど、これを暴いた人(ファンなんでしょう。)はこれで幸せになったんでしょうか?これ、ファンにとってはうすうす気づいてたんだけど、見たくないって事実だと思うんだけど。世界のすべてを知らないといけないっていう考えも少し考えたほうがいいかもしれません。プロレスファンを見習いましょう。
「可愛い自分を守りたいなら 自惚れた傷を舐めればいい」(bird 「GAME」。バカにして申し訳なかったので引用してみました。)

*1:birdと安倍容疑者どっちが売れてる?って事です。当然わかりますね

*2:タモリボキャブラ天国」的表現