古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

まだまだ続く大谷昭宏問題

http://www.geocities.jp/houdou_higai/
より。
事件の推移については他の日記を参照していただくとして、どうなんでしょうか?
こういうのでいつも思うんですけど、ロリコンでも萌えでもオタクでもフィギュア萌え族*1でもなんでもいいんだけど、そういうのの害毒とその他の害毒はどちらがひどいのだろうか?一度よく考えてみた方がいいと思う。いや、ロリコン・オタクがこの手の性犯罪起こす確率はおそらく1万人に1人とかそういう確率だろう。誰も統計をとっていないので私の全くの推測ですが。しかし、例えば酒で身を持ち崩したり、そこまでいかなくても酔っ払っていろんな人に迷惑かけたり*2とかっていう人は酒の飲む人の100人に1人とかそういうレベルだと思う。もしくは、タバコで肺がんになる確率は?そういうことを考えると私は、ロリコンとかエロゲーの害毒は酒やタバコの害毒に比べればずっと小さいと思う。
にもかかわらず、今回のような事件だけが大きく報じられるのは、世の中の一般マスコミの人たちの主義主張(今の40〜50代の主義主張といってもいい)、それは文春・新潮的価値観だったり、民主党的市民心情(小林よしのり的に言えばサヨクか)だったりするのだが、そういうものと大きく外れているからだろう。そういう人たちにとっては萌えもエロゲーももっと言うと社会的な活動よりも趣味を最優先させるという態度そのものが理解不能なのだろう。しかも、それは相対的に地位が低い*3。これでは格好の標的になるのは明らかだろう。
大谷昭宏は別に凄いジャーナリストだからとか凄くインテリジェンス溢れる人物だからだとかって訳ではなく、そういう作り手側、オヤジ世代の思想の体現者だからこそあの位置におさまっている。しかし、大谷昭宏のような人たちの「ジャーナリスト」という肩書きにしばしば私達は騙されるのだが、彼らは真実などどうでもよく、自らの主義主張を広める事のみに苦心している人々なのでしょう。それは「運動家」の仕事だと思うのだが。
最後に、これが報道被害かどうかは…う〜ん。あまり被害者って側面をアピールして欲しくないですね。

*1:しかし、ネーミングセンスないなぁ

*2:某、このブログの作者みたいにね!

*3:例えば、筑紫哲也が番組内でスポンサーの富士ゼロックス大塚商会、JTなんかの批判ができるのだろうか。できるなら真のジャーナリストとして認めますが、絶対にできない。だからこういう「報道被害」がどうしても我慢ならないなら、解決法は簡単。バンダイビジュアルでもエロゲーメーカーでも何でもいいからこういう自称報道番組のスポンサーになればいい。