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- アーティスト: Cymbals,沖井礼二,土岐麻子,矢野博康
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2003/09/03
- メディア: CD
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ライブ盤にしてベスト盤。これで、このライブの時には解散が決まっていたとは思えません。しかし、Cymbalsってのも不幸なバンドで、最大の不幸はおそらくビクターの担当者ですらどのポジションで売ったらいいのかよくわからなかった事なんでしょう。2ND「Mr.Noone〜」あたりまでは渋谷系チルドレンみたいな扱いだったんだけども、「Sine」でいきなり打ち込みバリバリになって、この後ビクターから「死の宣告」を受けて「Love thing」の生音回帰でビクター的にも起死回生(だったらしい)だったんだけども、その頃にはメンバー間にすきま風が吹くようになって*1…
結局、彼らの庇護者が「今さら渋谷系」こと雑誌「マーキー」しかなかったのも不幸か。こう考えると、ロッキンオンジャパンってほんと「パチパチ」とかとは別の意味で流行ってる音楽しかとりあげないねぇ。渋谷系が流行ってた頃のロッキンオンジャパンの様子はよく知らんけれども、どうせ極悪人・小山田圭吾のフリッパーズギターとかピチカートファイブを取り上げて「時代のエッジ」とか「イデオロギーのない現代にかき鳴らされる私たちのささやかなパルチザン*2」とかいってたんでしょ?ほんとにそう思うのなら、渋谷系が流行らなくなっても取り上げるべきでしょ。
なんかまた私の病気がでてしまいました。とにかくCymbals解散はもったいないという事です。J-POPでいいCD探している方にはオススメです。