古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ガンダム

一昔の音楽界は、いかに視聴率の高いドラマのタイアップをとるのかが焦点だったんだけど、今はいかにガンダムのタイアップをとるかが問題で、要するに一部レーベルの独壇場らしい。門倉こと玉置成美とか、いろいろいますよね。この辺はアニメ臭を消したい制作側と、優良顧客を囲い込みたい(アニエンクロージャー!)レーベル側の利害が一致したんでしょう。
んな分析はまぁ日経エンタに任せとけばいい(妙にガンダムに甘いよね、あの雑誌)んだけども、こう、ガンダムもいろんなのができたほうがいいよね。ロボが出てくるとかいう基本線は同じで、いろんな要素を足したり引いたり・・・。例えば恋愛要素を強調した「サイド6ラブストーリー」とか。これはキャラデザが紫門ふみで、声・織田雄二の「ガンチ」と声・鈴木保奈美の「ザク子」とのラブストーリー。ザク子の「ガンチ、セックスしよ!」の台詞は有名。
高感度な人には「ガンダムマーキー」。代官山を舞台にいろんな高感度なストーリーが展開される。「高感度なストーリー」が具体的にはなんなのかは書いている私にも謎。サントラにはやたらとカプセルとかトルネード竜巻とかが登場。あと、声優は全員青山〜代官山のおしゃれガールなので声優人気が爆発。でも声優たちは「押井守監督のアニメかチェコのアニメにしか出たくない」と言うので人気は尻すぼみに。
「新世紀ガンダム」。新世紀の東京に「使徒」と呼ばれる生命体と戦うためにガンダムが奮闘する。やたらと哲学用語や宗教用語が出てきて「深い」ような気がするアニメ。偉い大学の先生やらなんやらが、偉そうに語ることで人気爆発。映画化されるも、そのあんまりなデキ*1に賛否両論の嵐。主題歌はバンプオブチキンの「アルエ」*2
「ガンダムB(ブラック)」コロニー・池袋における「地球連邦軍」と「ジオン公国軍」両B-BOYチームの覇権争いを描く。ひょんなことで地球連邦軍に参加した秋葉系、アムロ・レイのB-BOYとしての成長を描く。オークランド・アスレチックスの帽子とバスケのだぼだぼTシャツで闊歩するアムロの姿に号泣する人多数で人気爆発。主題歌は、ドラゴンアッシュの「東京生まれ、ヒップホップ育ち。悪そうな奴はみんな友達〜」っていう例の歌。ここのフレーズになると失笑がもれる特別リミックス。
「大長編ガンダム」史上初のコロコロコミック掲載のガンダム。ダメダメ街道まっしぐらの少年、アムロ・レイの未来を変えるために宇宙世紀からやってきたロボット、ガンダム(好物・ドラ焼き)が近所のガキ大将・ドズル・ザビやその腰ぎんちゃくのガルマなんかと愉快に遊び続けるはずが…大長編ではうって変わってアムロもとても頼もしくなっている。特にドズルは三国志の英傑なみの狭気を発揮しており、「ジャイアン」と呼ばれて人気爆発。大長編はゲストが知念里奈新山千春など微妙に物悲しいキャストなのも特徴。主題歌は海援隊
っていうか、私は意外にガンダムの知識があることがわかりました。

*1:どこが「あんまり」なのかは書いている私にも謎

*2:ホントにもう、この人たちは…。