罹ったな?と、思ったら中二病
http://d.hatena.ne.jp/singijutu/20050326
より。(私の唐突な質問にわざわざお答えいただいてありがとうございます。)
今、中二病がブームらしい。と、いってもブログ界でなんですが。三秒で説明すると、「ファウスト読む奴は中二病」っていうエントリをきっかけに、いろんな人が「あれは中二病だ、いや、あれは違う」とかいいあってるらしい。国際童貞文化研究センター首席研究員*1であるところの私に言わせると、なんともはやな感じなんです。
何でかっていうと、この議論では中二病=微妙な感じな作品*2っていう解釈をされているんだけど、それは本来の意味ではない訳ですよ。だって、中二病って本来は行動の話であって、アイテムの話ではないから。もちろん、私のようなマインドトラベル主義者はこういう話が大好きなんですが。
それはそれでいいんだけども、問題はこの手の話って無限に続くんですよ。「○○は中二病か否か」とかって。人によって基準が全然違うんだから。だから、どっかで信じるしかないんですよ。「○○は中二病かもしれないけれど俺は好きだからいいじゃないか。」と思うしかない。誰からも絶賛される作品なんてのはないのだから、自分が好きっていうのでいいじゃないですか。もちろん、その選択によって引き起こされる行動には中二病が適用される場合はあるんだけども。それとも、好きな歌手(小説などで置き換えれば)一つ、他人による承認が必要なんでしょうか?言いすぎた。それぐらい、誰も何も言うべきじゃないですよ。
と、高いところから言ってみました。
だから私は、他人に聞かれたら好きな歌手=バード、好きな小説=読んだことないけど村上春樹、好きな映画=見たことないけど、イラン映画
と言うことにします。