古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

文科系三国志〜概論編その2、主食〜

昨日の続き。
ず〜っと思っていることなんだが、どうしてD.T.三国志が好きなのだろうか?DTは歴史だったりゲームだったりラジオだったりいろんなものが好きなんだけども、特に三国志。もちろん私も大好きだし、DTで興味ないって言ってる人に会ったためしがない。オタクの主食がアニメ・ゲームであるのに対して、DTは三国志*1ですね。DTがなんで三国志好きなのかっていう問題はちょっと私にはわからないなんだけど、恐らく童貞力=妄想力の応用としての、ヘンなことを考える能力を三国志の漢達が刺激するからなのではないのでしょうか?「もし、あの時、子午谷を通って長安を奇襲していたら?」「もし、劉備呂布に徐州を奪われなかったら?」などなど…。「おもしろいんだから、どうでもいいじゃないか」って言われればそれまでなんですけど。
オタクの主食、アニメについては前に散々取り上げたので、二度とは申しませんが、アニエンクロージャーについてだけさらっと触れておきます。これは、アニメが好きだ。と、それはいいのですが、音楽、小説など他のジャンルについてもオタクはアニメ的な作品を好む。というか角川書店とかビクターとかSMEに囲い込まれている。これがアニエンクロージャーです。
あと疑問なのは、知識の量(ガンダムのモビルスーツの名前とか)が多いオタクがいいオタクなのか?それとも妄想力の強くて、同人誌とか2Chのネタとかをいっぱい考えられるオタクがいいオタクなのか?私が高校生の時に会ったオタクたちは明らかに前者だったと思うんだけど、最近後者になってきたような気がするのですがどうでしょう。
一方、サブカルの人たちの主食はなんなのでしょうか?私の足りない脳みそで考えたところ、「音楽」だと見た。かなり意地悪な見方ですけど、音楽におけるアーティスト性がMAX100だとすると50ぐらいのアーティスト性の人が成り立ってるのはこのサブカル層の支持があっての事でしょう。微妙にメジャーなんだけどアーティスティックだよみたいな。具体的に挙げるとUA、bird、ラブサイケデリコなんか。そしてこの方向性のトップに位置しているのが椎名林檎。なんで音楽なのかっていいますと、昨日言った通りサブカルにとってはおしゃれ=他人ウケが重要なわけです。なぜなら、おしゃれっていうのは他人の評価だから。要するに知名度と(他人に認められた)アーティスティック性とのバランスが重要なので、あんまり「駱駝シャンツ」は最高だとか言ってもしょうがないわけだから、音楽っていうのはこの意味でコストパフォーマンスに優れているのではないのでしょうか?だからこそ、サブカルにとって音楽雑誌っていうものが重要になってくるんではないのでしょうか。ロッキンオンジャパン万歳!なのか?
今日のまとめ
DTの主食は三国志、オタクの主食はアニメとゲーム、サブカルの主食が音楽。
なんでそうなるかっていうことを考えてみると少し暇つぶしになるかもしれません。

*1:ちなみに、全く関連はないのだが、DTもオタクもどうしてドイツが好きなのだろうか?