古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

非モテの分類


今日は、モテ/非モテ問題のメインの議論からは少し外れるんですけど、世にあまたいる非モテの分類を行いたいと思います。こういうのが当ブログの本道なので。モテ/非モテの議論はまた興味あるエントリがあったら参戦するつもりです。
この分類でCクラスの分類でもいけるはず。A・Bクラスの分類は難しいなぁ。Cクラスの私では分類できるほど各クラスに精通していないから。
ま、ということで各ジョブ*1をそれぞれ解説してまいります。

ライトオタク…「全ての非モテはオタク的資質を持つ」とは誰ともなく発せられた名言ですが、非モテの中で最もプレーンなジョブがライトオタク。全ての非モテの始まりの地。ガンダムや洋楽など、主食は人によって違うがそのオタク資質はまだ開花していない。

誰もが通る道…モテない自分と周りとのギャップに気づき、様々な努力をしようとする存在。別名、ポーキーズ。その努力は見当違いのもだったり、他人からは「キモイ」という評価が定着することが多い。ここで、挫折して他のジョブに発展するか罵詈雑言に耐えてモテへの階段を登るかどうかは本人の努力・資質次第。大抵は中学・高校時代にライトオタクの後に就くジョブだが、まれに他の非モテジョブに就いた後、大学・社会人時代に入る人間がいる。その場合、金を搾取される場合も多い。

D.T.…童貞であることを逆手に取り、おもしろを探求していこうとする人たちのジョブ。伊集院光や週刊ファミ通、エロDVDをこよなく愛している。共同体内部では道化師的役割を押し付けられ、それを忠実に演じているが、仲間内だけになった時には恋愛至上主義やモテ系の事象に対して過剰かつ舌鋒鋭く批判する。

オタク…美少女アニメやゲームを愛好するジョブ。非モテという視点で見た場合、原理主義者=恋愛至上主義を断固拒否、その代案としての萌えを肯定する人々と、非原理主義者=恋愛至上主義を否定はしつつも、その代案として萌えを置くことには懐疑的な人々の2つのグループに別れ、内ゲバ的対立をする場合もしばしば。この差は門外漢にはよくわからないが、要するにどのゲーム好きかって事なんじゃないのかなぁ。エロゲーとか(要は萌えられるキャラがいるゲーム)が好きなのが原理主義者で、Neo Atlasとか三国志*2みたいな硬派なゲーム(萌えキャラっていうか女が出てこない)が好きなのが非原理主義者。って事でどうでしょうか。

サブカル…ライトオタクが、全童連のようにがつがつと努力したくもないが、とにかくモテたいと思い、その手段として「他人とは違うセンス」を選択した場合になるジョブ。特徴としては渋谷陽一にとっていいお客様である場合が多く、自作自演系のJ-POP歌姫をこよなく愛する。好みの女性は原宿にカメラ下げて歩いている女の子。

大きな物語…これまで挙げてきた全てのジョブはアニメやゲームなど、サブカル的事象を好んでいるが、このジョブは政治・経済・社会問題や、宗教活動などを主食としている。
このジョブは2つのグループに分けられる。それは「組合」と「理論派」。「組合」にジョブチェンジするきっかけは本当に社会を憂えてたり、親が人間革命だったり、小林よしのりを読んでだったり*3様々だが、その活動は大学時代にその手の団体に入るなどしている場合が多い。
一方、「理論派」になるきっかけは、サブカルが他クラスに対する更なる優位性を求めてクラスチェンジする場合や、大学などで哲学、社会学を学んでいたためなどの事例が報告されている。

こんな感じです。
しかし、非モテといってもいろいろあるなぁ。もちろんその中でも、例えば、サブカル、誰もが通る道や理論派の一部なんかは恋愛至上主義擁護だし、他の恋愛至上主義否定派の面々も原理主義者達とその他では大きく違うから。まぁ、これをネタに新しいおもしろや議論に発展することを期待しています。

*1:こういう表現が非モテ的表現なんだよな

*2:三国無双は別

*3:イタイなぁ