古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

茂手内物語①「大きな物語」の危うさ

今日はかなり久しぶりの非モテ*1です。今日は先週分類した、「大きな物語」について。
「大きな物語」ですが、私は茂手内が頭でっかちになるとろくなことがないと思う。
いや、語弊がありますね。茂手内ってのは妄想力の賜物=頭でっかちの最たるものなのだから。茂手内で頭でっかちじゃないってのは茂手内としての努力が足りない人だと思う。
茂手内の分類というのは「何に頭でっかちになるか」っていうのが違うだけなんですよ。そのなかで国家や思想に関する頭でっかちが大きな物語で、右翼・左翼だとか、各種宗教団体とかフェミニズムとか、他いろいろ。ブログ界にもいるでしょ?
でも、私はこういうのはちょっとどうかなぁと思うんです。なぜなら己のルサンチマンを増幅させるだけから。
茂手内の誰もが突き当たる問いとして「どうして僕だけいじめられるの?」というものがある。大きな物語っていうのはそれに対してあまりに簡単に答えを出している。曰く、国が悪いとか資本家が悪いとか中国共産党が悪いとか日教組が悪いとか。そういうのを勉強するのも悪くはないんだけど、それ「だけ」だとねぇ…結構ブログ界によくあるんだけど、四六時中、国家を憂えているブログとかあるでしょ。私は、本上まなみのメガネが最高とか言いながらポルチーニ茸のうまさを語り、破壊王の死に涙し、New Orderに狂喜乱舞する。ついでに国も適当に憂えてみる。それぐらいでいいと思うんですよ。大体、右翼・左翼活動というのはヤリチン=茂手杉*2に相手にされていないのだから、茂手内に対しての仕掛け・罠がキツいわけなんですよ。例えば、小林よしのりとか、教育実習とか、NPOとか、他いろいろ。こういう人たちが茂手内たちをいいカモがきたとてぐすねしています。
大体、他の茂手内たち、オタクとかD.T.とかは内容こそ違え、そういうのをごまかすために存在しているんですよ。ところが、大きな物語に属している人だけ、そういう己の境遇を改めるために社会変革を志したり、意見表明したりするだけならまだいいけど、それを元に数々の軋轢をおこしたり、実際に行動したり・・・*3非常に見苦しいと思う。だって、学校とか会社とか見てみ、そういう大きな物語の人たちを。私の大学にはそんなのばっかりだったんだから。新しい教科書を作る会とか、どうでもいいっつーの*4
そんな茂手内たちがすがり、その極限まで達した物が連合赤軍だったり、オウム真理教だったりする訳でしょう。私たちは恋愛至上主義に絡め取られるのにも注意しなければいけないが、大きな物語にも注意しなけらば。ま、もっとも、そこのコミュニティに入れば入ったで上手く生活していけるような気もしたけど。
まとめ
大きな物語には気をつけよう。己のルサンチマンを増幅させるだけで大抵いいことはない。でも、入ったら入ったで別の可能性も開けるだろう。特に宗教団体。

茂手内物語、続くかもしれないし続かないかもしれません。

*1:キーワードリンクのため一度だけ使用

*2:初登場。もちろん、不二子F不二雄先生より

*3:ラグーン語ではない

*4:もう少し正確にいうと高校生まででしょ。あれ読んでるって言って箔がつくの