病ここに極まれり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050718-00000000-san-soci
「疲れる」7割、「キレるかも」5割
中学生の半数以上が「自分が好きではない」ととらえ、小中学生の七割近くが疲労感を、さらに五割近くが「自分はいつかキレるかもしれない」と感じていることが、民間の教育研究団体「麻布台学校教育研究所」(原崎茂所長)が実施した「今子供たちの心の中では」と題した小中学生の意識調査で十七日分かった。山口県光市の高校爆発事件や東京都板橋区の社員寮管理人夫婦殺害事件など、各地で児童生徒による殺傷事件が相次ぎ、そのたびに「命の大切さ」や「心の教育」が繰り返し叫ばれるが、同研究所では調査結果から、子供たちが「自分が好き」という自己肯定感をはぐくむ大切さを訴えている。
だ、そうです。これこそテレビとかマンガ、小説の悪しき影響なり。大体、「自分が好きではない」と答えていいのはABC理論(スクールカースト)のCクラスだけです。この研究所の人はCクラスの人だけに聞いてまわったのでしょうか?いや、そんなことはない(反語)。
おそらく「自分が好きではない」と答えた人の半分が「自分が好きではないと答えた自分が好き」なんだと思う。これは、「心を病んでいる人間がかっこいい/強い」というテレビ、アニメ、マンガ、小説他ありとあらゆるメディアによって刷り込まれた結果だと思います。こういうテーマがどうして盛り込まれるようになったのかは私なんかにはよくわかりませんけど。
まじめな話
この研究所の人って、こういうネガティブな結果が出た方が得するんだよね。