古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

非モテの雑誌を作ってみよう。

参考にするのは雑誌「LEON」。まずはこちらをご覧ください。

2001年9月創刊。30〜50代、年収1000万以上の高額所得者層をターゲットにファッション、クルマ、機械式時計を3本柱として独自の切り口で展開。2002年2月号の特集「モテるオヤジの作り方」特集が大ヒット、以来年2回の恒例特集となってファン層を確実に広げる。狙った読者が若い頃に消費文化の洗礼を受けた層であったことと、「高級な実用誌」に徹した誌面作りが「掲載商品への圧倒的なレスポンス」を生み、男性誌業界で「エポックメイキングな雑誌」との」評価をうける。また、LEONが積極的に薦めるアクティヴィティはロングボードサーフィン、タンゴのふたつ。多くのスポンサーとの協賛を受けてさまざまなイベントも行い、読者への訴求効果を得ている。

これが、LEON。
で、これを非モテの雑誌に当てはめてみましょう。雑誌名は「ressentiment(ルサンチマン。愛称は「ルサンチ*1」)」。

2005年10月創刊。20〜30代、付き合った彼女の人数3人以下の非モテ層をターゲットにおもしろ、UKロック、ウェブ、思想を4本柱として独自の切り口で展開。2006年2月号の特集「僕等の好きな三国志」特集が大ヒット、以来年2回の恒例特集となってファン層を確実に広げる。狙った読者が若い頃に深夜ラジオの洗礼を受けた層であったことと、「高級な妄想」に徹した誌面作りが「掲載商品への圧倒的なレスポンス」を生み、男性誌業界で「エポックメイキングな雑誌」との」評価をうける。また、ressentimentが積極的に薦めるアクティヴィティはAV鑑賞、車座での童貞会議のふたつ。多くのスポンサーとの協賛を受けてさまざまなイベントも行い、読者への訴求効果を得ている。

さらに妄想を進めます。
キャッチフレーズは「ちょい面白(ギャグ)D.T.の艶AKIBA」
表紙は毎号伊集院光で、センターグラビアは非モテうけのよさそうで知名度が微妙な女性タレント。(ちなみに、創刊号のグラビアは佐藤寛子。以後、西田尚美長澤まさみ石原さとみトミーフェブラリー
連載陣は本田透(アニメ担当)、いとうせいこう(サブカル担当)、浜村通信(ゲーム担当)。マンガは花沢健吾先生。
また、「ライトオンの服でいかにおしゃれに見せるか?」、「非モテはいかにフジロックで孤独に耐えるか」など、独自というか意味不明な記事が多い。その中でも秀逸な記事をご紹介。
「いまさら猿岩石日記」・・・古本屋の片隅に眠る猿岩石日記を今更読んで見ると言う企画。類似企画に「いまさらDEEP LOVE」、「いまさらプラトニックセックス」などがある。
「世界手淫」・・・世界各国の手淫事情を探り、かつ、各国代表者によりスピード、回数を競う。
「名著にみる非モテ」・・・「共産党宣言」や「学問のススメ」など、世界の名著の中に秘められた非モテ的側面を描く。
「おしゃれ見聞録」・・・ベネチアの商人、マルコ・ボーロが世の中に点在するおしゃれスポット、おしゃれ映画などを実際に体験し、毒舌を吐く企画。
「母親にいい服を選ばせるには」…ファッションセンターしまむらの活用術。母親のセンスをアップさせて、変な服を選んでこないようにしてもらう。

こんな感じで如何でしょうか?できてもめちゃめちゃ売れなさそうな雑誌ですけど。

*1:そのうち、ファミ通みたくルサンチを正式名称にしてもいい