「非モテ」の終わり

「非モテブームが最高潮」らしいです。確かに盛り上がっている。いろいろカリスマブロガーにも取り上げられていたりするしね。でも、私は天の邪鬼なので、これだけ盛り上がってくると逆に「非モテブーム」なんて早く終われよなんて思っていたりします。
なんでかというと私の性格が悪いというのもあるんだけど、いつぞやの日記にも書いたように「ぬるま湯をぬるま湯と言わず、むしろこちらこそリアルだというのはDQN並みにたちが悪い」と思っているから。負けているのに勝っているとか言い出すとロクな事にならないです。
だから非モテという概念がブームになる事によってぬるま湯的要素＝DQNよりもむしろ我々の考えこそが人間として正しいという要素が付加されて私がその一派に入れられるなら「非モテブームよ、早く終われ！」と思います。
と、ここまでは私の適当な雑感。で、本題に入ります。皆がもう終わる終わるって言っている非モテですが、終わるとしたらどういう終わり方がふさわしいんですかね。
割とありそうなのが
・本出して終わり
っていうもの。もうそうろそろ誰かが書いているころなんじゃないでしょうか*1。
「本出す」の仲間として
・どっか雑誌に取り上げられて終わり
これはどの雑誌かによりますよね…例えばユリイカとかだったら結構凄いような気がするし。AERAとかSPA!だと微妙。週刊文春とかだと火に油注ぐのがオチだし…。一番いいのは「わしズム」ですね。読んだ事ないけど。
・イベントやって終わり
これは割りと潔くていいかも。みんな友達になって終わりという。結論としては「俺達は一人じゃない！」みたいな。変にぬるま湯に浸かって非モテをこじらせるよりはずっといいと思う。
是非挑戦してみてほしいのが
・ゲーム作って終わり
もしくは
・コンピレーションアルバム作って終わり
これですよ。パワプロのサクセスモードみたいな。それが無理ならカードゲームとかでもいいんで。
コンピレーションアルバムはアニソンみたいなパブリックイメージ通りのものではなくて是非、The Smithsみたいな行間からD.T.を感じさせるアーティストを入れてほしい。
でも一番ありそうなのが結局「なんとなく終わる」なんだろうなぁ。

最後に、非モテブームを終わらせずに持続させるためにはどうしたらいいんですかね？たぶんそれは、「非モテ」という概念にあるルサンチマン的、男性的側面を消し去り「恋愛に頼らないライフスタイル提案」として広く女性にも受け入れられる概念にする事でしょうね。LOHASみたいな。HIMOTE。HIMOTE印の雑貨や服を作ってそれを「人に優しいアイテム」ということにする。ソトコトかKunelあたりに取り上げてもらえば後はなんとかなるでしょう。
ともかく、「非モテ」を一度殺さなければ「非モテ」の未来はない。それを素晴らしいかしゃらくさいと思うかは人しだいですね。あとは非モテのムシキング＝無視キングか、非モテのたまごっち＝もてごっちでも作ってもらうしかない。

*1:ネタにもなってたし