古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

人生の師とすべき人物のご紹介

http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20051002/aroundtheworld
より。この人です。
http://www.web-across.com/special_issue/d6eo3n0000003xto.html
この素晴らしさ。この人、絶対フジロックのフィールドオブヘブンにいるね*1。取り上げているサイトがPARCO系のサイトだというのも素晴らしい。

自分探しの旅のはじまり

中学生になると、俺はヤンキーになっちゃったんで、オヤジには怒られることはあっても、いっしょに遊びに行くようなことはなくなりました。でも、ヤンキーやりながら、家では進研ゼミをやってる子で、毎晩7時には家族で食卓を囲むという高橋家のルールがあったんですが、それだけは守ってました。

高校は学区でいちばんの進学校だったんですが、2年の時に音楽とサーフィンに目覚めた。友達とバンドを組み、ライブもやったりして。とにかく学校生活をエンジョイしてたんです。

そうしたら、3年生になったある日、「おまえ、卒業したらどうする?」と、突然先生が進路を聞いてきた。そこに即答できない自分がいたんですよ。それまでは、どんな質問をされても必ずなんらかの答えを出せたのに、「将来どうする?」と聞かれて、自分の欲求がわからないことに気がついたんです。

なんとなく世の中の「やらされワールド」のようなものに嫌悪感を感じ、尾崎豊とかブルーハーツとか、長渕剛とか、生き方系のCDとか聴いたりして、自分の欲求を探していた時期でもあった。リクルートの100の仕事集とかを見ても、やりたいことが何もない。音楽は好きだったけど、それで一生食っていけるだけの実力があるとは思わないし。そうこうしているうちに、あっという間に浪人生になっちゃった。自分探しが続くわけですよ。

この文はいろんな人の人生のテンプレートにすべき。

自分探しの旅のはじまり

中学生になると、俺はD.T.になっちゃったんで、母親には内弁慶を爆発させることはあっても、いっしょに遊びに行くようなことはなくなりました。でも、D.T.やりながら、家ではアブフレックスをやってる子で、毎晩7時には家族で食卓を囲むという伊集院家のルールがあったんですが、それだけは守ってました。

高校は学区でいちばんの進学校だったんですが、2年の時に手淫と深夜ラジオに目覚めた。友達とAV評論家ユニットを組み、遠くのエログッズ屋にダッチワイフを買いに行ったりして。とにかく学校生活をエンジョイしてたんです。

そうしたら、3年生になったある日、「おまえ、卒業したらどうする?」と、突然先生が進路を聞いてきた。そこに即答できない自分がいたんですよ。それまでは、どんな質問をされても必ずなんらかの答えを出せたのに、「将来どうする?」と聞かれて、自分の欲求がわからないことに気がついたんです。

なんとなく世の中の「モテ系ワールド」のようなものに嫌悪感を感じ、The Smithsとかスピッツとか、スガシカオとか、童貞系のCDとか聴いたりして、自分の欲求を探していた時期でもあった。ロッキンオンジャパンのバンド仲間募集とかを見ても、やりたいバンドが何もない。AVは好きだったけど、それで一生食っていけるだけの実力があるとは思わないし。そうこうしているうちに、あっという間に浪人生になっちゃった。自分探しが続くわけですよ。

まずこれがD.T.

自分探しの旅のはじまり

中学生になると、俺はサブカルになっちゃったんで、オヤジを宮台真司流にバカにすることはあっても、いっしょに遊びに行くようなことはなくなりました。でも、サブカルやりながら、家ではミムラのポスターをはってる子で、毎晩7時には家族で食卓を囲むという岸田家のルールがあったんですが、それだけは守ってました。

高校は学区でいちばんの進学校だったんですが、2年の時にミニシアターと心理学に目覚めた。友達とバンドを組み、楽器は演奏できないけど作詞したりして。とにかく学校生活をエンジョイしてたんです。

そうしたら、3年生になったある日、「おまえ、卒業したらどうする?」と、突然先生が進路を聞いてきた。そこに即答できない自分がいたんですよ。それまでは、どんな質問をされても必ずなんらかの答えを出せたのに、「将来どうする?」と聞かれて、自分の欲求がわからないことに気がついたんです。

なんとなく世の中の「オタクワールド」のようなものに嫌悪感を感じ、くるりとか椎名林檎とか、安藤裕子とか、サブカル系のCDとか聴いたりして、自分の欲求を探していた時期でもあった。浅田彰の本を買ってきても、本棚に置いてあるだけ。音楽は好きだったけど、それで一生食っていけるだけの実力があるとは思わないし。そうこうしているうちに、あっという間に浪人生になっちゃった。自分探しが続くわけですよ。

サブカル編。次は憂国編です。

自分探しの旅のはじまり

中学生になると、俺は小林よしのりを読んじゃったんで、オヤジをサヨク呼ばわりしてバカにすることはあっても、いっしょに遊びに行くようなことはなくなりました。でも、憂国やりながら、家ではハロープロジェクトのファンクラブ入っている子で、毎晩7時には家族で食卓を囲むという小林家のルールがあったんですが、それだけは守ってました。

高校は学区でいちばんの進学校だったんですが、2年の時に2Chと報道2001に目覚めた。友達と朝まで生テレビを観覧に行って、「お前等の言ってるセカイは物語なんだよ!」って辻本清美にキレたり金子勝に逆ギレされしたりして。とにかく学校生活をエンジョイしてたんです。

そうしたら、3年生になったある日、「おまえ、卒業したらどうする?」と、突然先生が進路を聞いてきた。そこに即答できない自分がいたんですよ。それまでは、どんな質問をされても必ずなんらかの答えを出せたのに、「将来どうする?」と聞かれて、自分の欲求がわからないことに気がついたんです。

なんとなく世の中の「政治に無関心ワールド」のようなものに嫌悪感を感じ、西村慎吾とか石原慎太郎とか、佐伯啓思とか、右翼系の本とか読んだりして、自分の欲求を探していた時期でもあった。テレビを見ても、低俗な番組は見ない。右翼は好きだったけど、それで一生食っていけるだけの実力があるとは思わないし。そうこうしているうちに、あっという間に浪人生になっちゃった。自分探しが続くわけですよ。

最後に、EL JAPAN読者編

自分探しの旅のはじまり

中学生になると、私はレディースになっちゃったんで、親父には怒られることはあっても、いっしょに遊びに行くようなことはなくなりました。でも、レディースやりながら、家ではZ会をやってる子で、毎晩7時には家族で食卓を囲むという叶家のルールがあったんですが、それだけは守ってました。

高校は学区でいちばんの進学校だったんですが、2年の時におしゃれと恋愛に目覚めた。友達を噛ませ犬にして、二股もやったりして。とにかく学校生活をエンジョイしてたんです。

そうしたら、3年生になったある日、「おまえ、結婚するならどういう人とがいい?」と、突然先生が進路を聞いてきた。そこに「金!!」と即答できない自分がいたんですよ。それまでは、どんな質問をされても必ずなんらかの答えを出せたのに、「結婚どうする?」と聞かれて、自分の欲求がわからないことに気がついたんです。

なんとなく世の中の「金儲け=悪 ワールド」のようなものに嫌悪感を感じ、英語とか資格とか、グルメとか、キャリアアップ系の雑誌とか読んだりして、自分の欲求を探していた時期でもあった。nonnoとかananを見ても、読みたいことが何もない。キャリアアップは好きだったけど、それで一生食っていけるだけの実力があるとは思わないし。そうこうしているうちに、あっという間に浪人生になっちゃった。自分探しが続くわけですよ。

如何でしょうか?
ちなみに、こちらのサイトもご参照ください。
http://enzo.scuba-jp.net/shimapro-ken/

*1:ちなみに、私と友達(Freetimpo師)の間ではフィールドオブヘブンはEステージと呼ばれています。もちろんこのEというのはMADCHESTER的な意味です