古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

FF11はなぜ話題にならないか


もうFF13の話題が出ているのに恐縮ですが、FF11の話題。FF11っていまだに拡張パックとか出てて、現役なんですよね。で、ユーザー数も50万とかいってて、オンラインRPGの中では結構成功した部類に入るみたい。
で、昨日、友達と話してて、その割りにあんまり話とか聞かないよねっていう話がでたんです。
確かに、今度のFF12がブログとか、マスメディアにこれだけ色んな所で取り上げられているのに比べると、いまだ現役なのにイマイチ影が薄い。
私なんかもたま〜にファミ通とかの特集記事見ててもよくわかんないし、プレイ日誌書いてあるブログ見てもよくわかんない。で、結局「まぁよくわからんけど…」みたいな評価に落ち着きがちな気がします。


なんでそうなるかっていうと、多分、結局プレイして現場にいないとわかんない面白さが多すぎるんですよ。
「○○って洞窟入って、敵倒して…」とか、「見たこともない大陸に、チャットしながら移動して…」みたいな、文章にすると数行ですんでしまうことが、凄いアドレナリンどばどば出てくるような楽しさなんだろうなぁということを想像はできるんだけど、プレイしてみないとちょっとよくわからないです。
これはいわゆるスタンドアロン型のゲームの楽しさとはかなり違うと思います。


で、こっから全く話が飛んでブログスフィアの話になります。私が尊敬してやまないカリスマブロガーではあちゅう先生という方がいらっしゃるんですが、その方は凄い「面白い」ブログを書かれていて、そのブログをまとめて本にされたんです。

さきっちょ&はあちゅう 恋の悪あが記 Super edition (ブログブックス)

さきっちょ&はあちゅう 恋の悪あが記 Super edition (ブログブックス)

まぁ、私も一応ブロガーの端くれとして読んでみた(立ち読みで)んですが、これが怒りを覚えるほどつまんない。これは何もはあちゅう先生だけの話ではなくて、ブログの書籍化されたものって大概つまんないんですよ。世間で、(私のような人間に幻想を持たせるべく)宣伝されているほど、売れてるかどうかもよくわかんないんですよね。おそらく例外なのは写真とか見せるブログだけだと思うんだけど、ともかく、まぁよく本屋においてある「○○ブログランキング1位!」っていう本は大概芸能人のエッセイ以下の面白さしかないなぁというのが印象。


最後まとめ。で、なんではあちゅう先生ほどの「素晴らしい」ブロガーがそういうことになるかって言うと、ブログってFF11みたいな感じなんではないかと。
つまり、現場でリアルタイムで体験しないとわからない部分が面白さの大部分なのではないかと。揉め事だ何だということもそうなんですが、例えば携帯でアンテナチェックしてたら新着エントリで凄いエントリがあがってきた時の興奮ってあるじゃないですか。あとはしばらく見なかった人が戻ってきた!とか。あとは、コメント欄のリアルタイムの盛り上がりとか。そういったブログの即時性、リアルタイム性っていうのは、すべて現場にいないとわからない。もっとも、ブログ界でのリアルタイムっていうのは数時間〜数日なんだけど。それでも、完全に「止まって」いる本に比べたらリアルタイムなのでは。
残念ながら、本とブログってのは似ているようでそういうのとはかなり相容れないのではないかと…。思うわけです。