W杯とフジロックと川平慈英的無邪気さ
W杯について何か書かなければならないとブロガーが思うのは間違いなく、ブロガーの病だと思うん*1だけどまぁこのネットジャンキーももちろん発症している訳です。
で、W杯。
http://d.hatena.ne.jp/hazama-hazama/20060616#p1
これは圧倒的に正しい。この厳然たる事実の前にはジダンもジェラードも裸足で逃げ出す事でしょう。
で、hazama-hazamaさんと似たり寄ったりのスポーツライフを送ってきた私なんですが、別に試合自体は適当に見ている感じなんです。どうなんですかね〜皆さん楽しんでいらっしゃるようで何よりです。でもやっぱり私みたいな史上最低のサブカルバカブロガーからすると非常に気になるわけですよ。川平慈英が。「W杯だから騒いでもいい」「日本代表を応援して当然」みたいなあの無邪気さ*2は私をイラつかせるのに非常に有効です。
で、ただでさえTV界には小倉イズム*3という大問題もあるわけです。
小倉イズムと川平慈英的無邪気さが化学反応している場所、それが今のTVで見るW杯。もうこれは神々の黄昏(ラグナロク)もしくはヘルタースケルター、「19XX年、地球は核の炎に包まれた」的世界と呼んで構わないでしょう。
多分いるであろう「真のサッカーファン」の人たちはどう思ってるんだろ、よく我慢できるなと私は思います。
思うんですが、よく考えたら私は毎年この神々の黄昏を経験しているのでした。
そう、フジロックフェスティバル。
wowwowのフジロック特集なんかでもよくインタビューされてるわけですよ、「フジロックさいこ〜う\( ^o^ )/」みたいな人が。Love&Peace!いぇ〜!みたいな。あんたはスミスのコピーバンドが最終日の大トリに出てきてもそういえるのかよ*4、と聞いてみたいところではある。あるんだけど、どうせ向こうの視界に私は入っていないだろうし、私も面白いということでフジロックに参加しているわけなので、それに目くじら立てずにまぁ生暖かく見守っています。
本当はお祭りを楽しむにあたっては川平慈英的無邪気さが「正しい」んだよね。正しいんだけど、それを(心の内だか外だかで)バカにせずにはいられない、この心性!そんな「正しさ」なら私は間違った人間で構わない、そう心に誓いながら今年も私は高崎線から新潟にむかうのでした。