Round Table featuring Ninoを聴いているようなアニオタは
間違いなく童貞をこじらせるから気をつけろ!
- アーティスト: ROUND TABLE featuring Nino,北川勝利,伊藤利恵子,ROUND TABLE
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: CD
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だって、
ぎゅっと抱きしめるとか いろいろしてたいの
女の子上手に扱うのは 男の子次第 once again「Groovin' Magic」
どこの電波だよ!まぁこんだけうだうだ言うって事は当然そうですよ。皆さんのお考えの通りですよ。今日なんか生き返りの電車でずっと聴いてましたよ。どこのやばい子だ。
なんかアニソンとガールポップが化学反応起こして妙な感じになってるようなイメージです。
ガールポップ=微妙な顔の女性ボーカリストが歌うポップスの意匠として避けて通れないのが「女の子目線のすきすきラブソング」です。要するに女の子がいます、と。男の子すきすき〜みたいな歌詞が全編に渡って展開する。それが中学生ぐらいの女の子だとRoundTableになるし、30ぐらいになるとピチカートファイブとかになる。よくもまぁ飽きもせず同じ内容をやっているなぁとは思いますが。たぶんこれはアイドル歌謡みたいなものから始まっているんだけど、ガールポップを経てシティポップとか、果てはCrossOverの歌モノでもたまに出てくるような気がします。
ここで、注意して欲しいのはサウンド的にはむしろ凝った、職人芸のようなアレンジが施されている点。しょーもない歌詞にしょーもない曲っていうのは別に単にヘボい曲って事になるんですが、しょーもない歌詞だけど曲のアレンジは一級品っていうのが童貞ソング的にはいい。「これは歌詞はアレだけど曲としては凄いんだ!」「○○はアーティストとして優れているんだ」みたいな言い訳が出来ると吉です。
いわゆる「童貞ソング」っていうのは割と「(世間で言われているような)男になれない情けなさ」が主題になることが多いのですが、これはいわゆる童貞歌姫が歌う童貞ソングといったところでしょうか。つうか、よくわからんけどさ、こういうのが女性にとってのリアルではどう考えてもない気がする。女性は女性で多分レボリューション(TMレボリューションね)的な妄想とかそういう形もとれるのかもしれないけれど(TMレボリューションのブス山さん音楽ぶりについてはまた機会を改めたいと思います)。
まぁこういうの聴いてるくせにアーティスト論をぶつような人間(=私のことですが)ちゅうのもまぁ気持ち悪いですよね。だけれどもMAQUEEとかロッキンオンジャパン(aiko2万字インタビューとか)とか眉間にしわ寄せて読んでても、しょうもないなぁと思って軽く笑ってあげてください。見逃してもらえると嬉しいな。
以上、サウンドオナニストのある日のMDより。