古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

「失われた青春」を巡って(オタク対サブカル最終戦争)

※メモです。
オタクとサブカルは一体なぜ争っているのでしょうか。
私見ですが、それは「失われた青春」を巡ってのものなのではないかという考えです。
「失われた青春」とは何か。それはつまりCクラスの人間(=オタク、サブカル双方の最大の構成員となりうる)が決して送る事のなかった学園生活の総称です。
・クラブ活動などに代表される有意義な活動=文化系ではバンド活動などが妥当か
・良好な人間関係=ガールフレンド数人との交流や仲間との友情など
賢明なる読者諸兄にはすでにわかりすぎているぐらいわかりすぎているとは思いますが、このような「失われた青春」は砂上の楼閣の如し、Cクラスたちの目の前に決して現れる事はありません。むしろ我々の目の前には殺伐、かつのっぺりとした空間が広がっていたはずです。
それでは我々はこの「失われた青春」に対してどう落とし前を付けていこうとしたのでしょうか。
簡単に言うとオタクは非日常と接続する事でこの問題を解決しようとしました。つまり、「普段は学園モノなんだけど実は世界を救うか救わないかの話になる」といういつもの奴です。オタクは多分その失われた青春を再現する事=学校に凄いこだわりがあるのではないのでしょうか。
一方で、サブカルはどうなのかというと、サブカルは要するに、「今でも遅くないから青春しようぜ」という話になります。今からでもいいからフジロック行こうぜ、今からでもミニコミ作ろうぜなどなど・・・そこにはあまり青春云々というものは関係ないのではないのでしょうか。