古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

けっかのびょうどう、きかいのびょうどう

http://q.hatena.ne.jp/1167887758
結構前に話題になったんですが、はてなには結構たくさんリベラル・左翼と呼ばれる人がいて、そういう人たちは「はてな左翼」と言われているそうな(Marco11氏に敬意を表して以下「はてサ」と略します)。こういうことが言われてしまうような空気はよくわかります。何となくリベラル左翼の人が多いなぁという気分は。多分声が大きいんでしょうね。
んで、もしかしたら、私もそのはてサの一人として認識されているかもしれないけどその辺は自分ではよくわかりません。んで、はてサといっても結構色んな種類がいますよというのが今日のお話。
はてさて、はてなでリベラル左翼的な主張をする人=はてサも、まぁー例えば安倍首相反対とか、従軍慰安婦萌え!みたいな比較的わかりやすい人から、非モテとかサブカルとかを語りつつスタンスははてサという人とかフェミニストの方々まで様々な種類の人たちがいらっしゃいますが、はてサには大きく分けて3つのパターンがあります。


1.機会の平等を志向するタイプ


2.結果の平等を志向するタイプ


3.自分の怠惰の正当化を志向するタイプ


3は他の2つと少し毛色が違うので今回は取り上げません。
で、1と2って同じようで実は全く違いますよね。例えばはてな村でいつもお決まりのネタ、非モテでも「美しい国批判」でもマスコミネタでもなんでも、批判するスタンスは同じように見えるんですが、「んじゃどうすんの?」っていう具体的な提言の段になると意見が全然違ってきます。要するに1は機会の平等なのでリバタリアン的、つまり規制とか国の強制とかをなくせという主張になるのですが、2だと結果の平等ってことは勢い社会主義的なスタンス、規制をいっぱいしてもっと利益を弱者に配分しろっていう、真逆の話になります。
ただし、通常ブログ読んでいてもなかなかこの違いってわかりにくいです。非モテでもなんでも具体的な提言って段になると一般的に口がもごもごしだしますから*1
皆さんが読んでいるカリスマはてサのブログがどっちなのか考えるのは結構必要な気がします。今まで味方だと思っていたカリスマはてサが急に自分が到底同意できないような事を言い出すってことはありえますから。

*1:そんなことわかったら苦労しないし