古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ちょういんたらくてぃぶカードゲーム「コミュニケーション」

http://d.hatena.ne.jp/maroyakasa/20070506#p1
http://www5.big.or.jp/~seraph/mt/000232.html
からの連想。


■基本ルール
各人10枚ずつのデッキの中からカードを切っていき、手持ちカードが最初になくなった人が勝ち。
ただし、後でのべるように、各カードには「話題」と「レア度」が設定されており、その場で出せるカードは「同じ話題且つレア度が前のカード以上」のものに限られる。


■ゲームの流れ
Aクラスの人(次回以降は前のゲームの勝者)が最初にカードを出す。以下、時計回りの順番でカードを出す。出せるカードがなければ「パス」で、パスは一回のゲームで三回しかできない。「パス」すると強制的に各クラスに対応したカードの山からカードを一枚引かされる。ABCクラスそれぞれの山のカードに偏りがあり、Aクラスの山は六割がコモンカード(後述)でCクラスの場合はコモンカードは存在せず、運用に難がある、レア度4・5のカードが六割。


■クラスについて
デッキ中のカードのレア度の合計によってクラス分けは行われる。
レア度の合計が一番少ない人・・・Aクラス
レア度の合計が2〜3番目に少ない人・・・Bクラス
レア度の合計が一番多い人・・・Cクラス


※今回のクラス分けは4人でのプレイを前提にしていますが、プレイ人数は3人以下、5人以上の場合は適宜人数を調整ください。基本的にはA、Cクラスが少なく、Bクラスが多い形に割り振ると楽しいかと。



■カードの種別
カードは「話題」ごとに以下に分けられ、話題ごとにレア度が設定、それぞれ色分けされる。
一般に、レア度が高いカードほど「リンク(後述)」しているカードが少ないので運用が難しい。


・コモン(灰色):
「きょうの給食」「近所のショッピングモール」など。このカードのみ、前の話題と関係なく出すことができる。ただし、レア度は全て2であるため、場にレア度1・2のカードが出されている時しか出せない。
・スポーツ(赤):
「サッカー部」など、スポーツの話題が多い。レア度が低いカードが多い傾向。
・テレビ・映画(青):
「月九ドラマ」など。レア度が高いものから低いものまでありバランスがよい。
・読書・CD(緑):
岩波文庫」など。レア度は高めだが、リンクが多いので比較的切りやすい。
・マンガ・アニメ・ゲーム(黄):
「ドラクエ」など。レア度3以下のカードが存在しないため切りづらい。
・サブカルチャー(茶):
上記に含まれない話題で「テキストサイト」「下北沢の小劇団」など。カードの特徴はバラバラ。


■「リンク」と「コンボ」について
それぞれのカードには固有の相性のよいカードが設定されている。例えば、サブカルチャーのはてな(レア度4)は読書・CDの「ユリイカ」(レア度5)やテレビ・映画の「カンブリア宮殿」(レア度2)、サブカルチャー「オフ会」(レア度3)が相性のよいカードで、これらは話題やレア度に関係なくカードを出すことができる。さらに、特定の組み合わせで「コンボ」を発動できる。例えば、「はてな」が出ている場に「オフ会」を出すことで、コンボ「東京ブロガーカンファレンス」が発動し、サブカルチャーカードのみカードのレア度に関係なく切る事ができる。


代表的なコンボ:
・「合コン」(コモン:レア度2)→「mixi」(サブカルチャー:レア度1)
=コンボ「夕刊フジの特ダネ」。ABクラスのプレイヤーのみ1回休み。次の人は前のカードのレア度、話題と関係なくカードを切ることができる。
・「ダ・ヴィンチ」(読書・CD:レア度3)→「レディオヘッド」(読書・CD:レア度4)
=コンボ「文化系女子」。レア度1のカードとコモンカードが出せなくなる。続けて「ユリイカ」を出す事でレア度3以上のカードしか出せないコンボ、「オタク対サブカル最終戦争」に発展。「夏の甲子園」(スポーツ:レア度3)によって無効化。
・「体育祭」(スポーツ:レア度1)→「焼きそばパン」(コモンレア度2)
=コンボ「スクールエスケープ」。Cクラスのみ1回休みで、Cクラスの山の中からカードを強制的に1枚引かされる。ただし、Cクラスの人間が「長田塾」(テレビ・映画:レア度3)を持っている場合は「長田塾」のカードを切る事でゲームに復帰できる。
「体育祭」は「修学旅行」や「クラス替え」(コモン:レア度2)などでも代用可能。
・「スタジオヴォイス」(読書・CD:レア度3)→「エヴァンゲリオン」(マンガ・アニメ・ゲーム:レア度3)
=コンボ「第三次アニメブーム」。マンガ・アニメのカードのみ、カードのレア度に関係なく切ることができる。
・「エヴァンゲリオン」→「スタジオヴォイス」
=コンボ「オタクグローバリズム」。プレイヤー全員がCクラスのカードの山の中から強制的にカード引かされる。
※以上のように同じコンボの組み合わせでもカードを出す順番によって効果が全く違ってくる。


■様々なプレイスタイル
このゲームでは様々なプレイスタイルがある。
・前園
レア度が低く、簡単に発動できる「スクールエスケープ」のコンボを連発する事でCクラスのプレイヤーを潰すプレイスタイル*1
優越感ゲーム
Cクラスが最初からレア度5のカードを出し続ける事で他のプレイヤーを潰すプレイスタイル。運の要素が強いが嵌れば強力。
・後期岡田斗司夫
コンボ「文化系女子」発動時にコンボ「第三次アニメブーム」発動狙いのプレイスタイル。アニメ・マンガのカードの価値が暴騰するオタク天国。


よいこのみんなもカードやコンボ、プレイスタイルを考えてみよう!
前回のエントリにいただいたコメント、トラバに関しては次回のエントリにてこの攻略法を考えることで回答としたいと思います。

*1:当然ながらデッキ中に全く同一のカードは複数枚組み込めない