古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

「いきいき」すること

http://www.tbsradio.jp/life/20070604/
最近忙しくてですね、なかなか聴けなかったのでかなり乗り遅れ気味です。
論点としては2点あると思うんですよ、多分。


1:運動自体の有効性(PSE法を廃止できた、とか)
2:運動を担う事による効果(運動する事で「いきいき」してしまう問題)


恐らく、1の問題に関して、その有効性を感じている人たちはほとんどいないと思います。
んで、2の問題ですね、そこで結局「いきいき」から抜け出せなくなって運動に絡め取られてしまって・・・という小林よしのり*1が「脱性議論」で指摘したのがこの2の問題だと思っていて、私は今もこの指摘は間違っていないと思います。
んで、今の外山恒一氏らが考えてるのってほとんど2の事だけだという事はよくわかるんです。んで、楽しさ、とか騒ぎとかそういうのを持ち出してきているとは思うんです。んで、確かに(福島瑞穂的ありようといってよいような)ある種の気持ち悪さについては感じないんだけれども、ただ、2で「いきいき」した後に何が待っているのか*2、「いきいき」した責任を誰が取るのか*3、についてあまり考えられていないのではないかと思います。第一、「いきいき」するんだったら運動じゃなくていいじゃん、GTAでもはてなでも2ちゃんでもバンドでもなんでもいいと思うんだけど。(と、同時に「運動」も存在してよいという事になる)ただ、結局私達はこの「いきいき」の魅力には絶対に抗えないと思います。そして恋愛やらパコつきやらで「いきいき」できない私達は何かほかのことで「いきいき」するしかない。
私は「脱正義論」が書かれた95年当時と違っているのはやはりネットの存在だと思っていて、革非同*4にギャラリーとして参加し、中の人たちと話していると少し楽観的にもなるんですが、それでも私はまだ手放しで肯定できません。外山氏、松本氏に比べたら圧倒的に賛同できるのはトロイの木馬たらんとする津田さんなんだよな。



あ、今日またテーマ「若者文化」で放送あるので聴いてみたい人は聴いてみると・・・メール書こうと思ったけどなんか上手く纏まりませんでした。リクエストしたかったなーニルギリス「ICE KRAFT 4 LIFE」で!

*1:ちなみに、当時の小林よりのりはだれよりも本気で1を考えていたと思う。今は知らんけど

*2:新しい「いきいき」を探して永久に運動を続けるのではないか

*3:「だれもとらない」という事をちゃんとみんなに言っているのか、とか

*4:http://akiba630.moemoe.gr.jp/