古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ハーメルンの笛吹き男

「世の中は厳しい」なんて大嘘 - アンカテ
まさに「『《世の中は厳しい》なんて大嘘』なんて大嘘」といった感想です。


http://yaplog.jp/parsleymood/archive/593



parsleyさんがおっしゃるように、「ビジョンはもう結構」というのはとてもよくわかる話で、「新しい世界がやってくるぞー」とハーメルンの笛吹き男は言うんだけど、現実はほとんど動いていません。それでこれ以上煽り文句を並べられても・・・といった気分です。
基本的に「アーティスト*1」になる事は今も昔も簡単です。極端な話、「アーティスト」と名乗った時からその人はアーティストです。ただ、そこからアウトプットを出し、報酬を得られるようにすることは物凄い努力が必要だという事はいうまでもないでしょう。ましてや月20万なんて。
確かにWeb2.0という一連の革命によってアウトプットを出す事の敷居もそれなりに下がりました。ただ、報酬を得る難しさは全く同じだと思います。ロングテールとか気安く言うけど金を稼ぐのってむちゃむちゃ大変ですよ。そしてそれを儲かる仕組みとして他人に認めさせるのはもっと大変。ほとんどの人は、そんな海のものとも山のものともわからないものにお金なんか出したくないんだから。
つまり、WEBの「アーティスト」で儲かる事はほとんどなくてそれでもいいから何かを書きたい、つうか「書かなければならない」人が書いて万が一仕事に結びついたり少しお小遣いがもらえればそれは本当に掛け値なしの大成功だぐらいしかいえないと思います。


ただ、それでもなお、達成すべきビジョンがあり、それが私達にとって望ましいものであるならば、私達はビジョンに近づけるために何かしら行動しないといけないんじゃないんでしょうか。つうか何をやればいいのかがわからんのだけど。

*1:この言葉、バカっぽいからあんまり使いたくないけど