古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

文学フリマ放浪記

昨日まで文学フリマに行ってました。例年通りまとめを。


■2010年5月22日


11:00 東京着。『.review』主催ustに参加。が、すでにうちの出番は終了…。
12:00 池袋西武『かるかや』にてうどんで昼食。私はここのうどんがちょうすきなので1年ぶりのかるかやに大満足。
17:00 川崎のホテルに。少し寝る。
19:00 渋谷にて「破滅ラウンジ」に。エロ本の人口密度と部室感が恐ろしいレベルに。個人的には「仏○再誕」の煽り文が切り抜きされていてよくよく見てみるとそれが全部エロ本の切り抜きだという…。ドラミちゃんのコスプレしてる人(似非原さんでした)等もいて、意味不明感が加速していたのであった。
20:00 id:kanoseid:junkMA両氏らと自販機でグダグダトーク
21:00 渋谷『千』にて友人らと食事。レバ刺さいこう。
0:00 帰宅。就寝。泥酔。


■2010年5月23日


9:00 起床。出発。が、超重要書類を忘れてしまったので取りに戻る。
10:15 会場着。ブース設営にかかる。ポプルス来ない。
10:45 ポプルス来る。ブース設営。「ちゃんこダイニングドルジセット」等秀逸なチラシが並ぶ。ブースはこんな感じ(http://twitpic.com/1q6wda)。
11:00 開場。開場後10分ぐらいで最初の1冊が売れる。
12:00 売り子を頑張る。ブース周辺に人が途切れることもなく、順調に売れている。今年のキャッチフレーズを一部ご紹介


 「朝青龍亡きあとの相撲界を支える『dorj』」
 「琴光喜も読んでる『dorj』」
 「ジョゼ・モウリーニョの戦術の最後の1ピースを埋めた『dorj』」
 「ファン・ハールに『この同人誌に出会うのがあと1日早ければ…』と言わしめた『dorj』」


12:40 食事に。1時間ほど中座。
14:00 戻る。id:nitino氏やシイタ毛氏が売り子をしている。クソ編集長がやるより上手い…!?
14:30 絶望感を感じ一人会場をさまよう。購入した同人誌は以下(もらったものも含む)。


 bnkr VOL.3 bnkr編集部
 界遊 004 KAI-YOU
 .review Vol001 .review編集チーム
 knocks Vol.0 knocks編集部
 h&k 現代美術破壊研究会
 事物起源探究 創刊号 松永英明(ことのは編集室)
 ゆと部報 Vol.10 ゆとり世代部
 本当はこの文章系同人がすごい 2010春 本当はこの文章系同人がすごい編集部
 短歌集 存在の青い花 大久保一布
 ハシュカダル 牟礼鯨
 放課後 図書館号 放課後編集部
 八月の天空の城 ADIEU


15:00 気を取り直して売り子を頑張る。
16:00 最後の瞬間まで売り切って終了。拍手!
17:30 精算したりだらだら話したり。 
18:30 大交流会開催。結局100人近く集まる。
19:00 俺が挨拶。校長先生の挨拶みたい(一応頑張って考えたんだけど…)bnkr元編集長からのヤジが酷く文字通り、「第10回文学フリマで嫌な目に遭う」状態(わかる人だけわかるネタ)。bnkr元編集長のいじり(りはめより100倍なんとやら)はその後もひたすら続くのであった…。
19:30 呼ばれて行ったらアラザルの酔っ払い2人が我々クリルタイの事を「クリ○リス」とか呼んできて立腹。お返しに「○ラザル」呼ばわりしてやった。極めてお下品。
20:00 いろんな人と挨拶したり飲んだり。お名刺交換など営業モードに。文学フリマ望月代表や協賛頂いたポプルスの営業の方、円堂都司昭id:ending)様、松永英明*1様、米光一成先生などなどにも挨拶させていだく。
21:00 トイレ近くの喫煙スペースにてid:extramegane氏とダベってたら安倉儀たたた(id:leftside_3)氏がすっ転んでて驚く。
22:00 ようやく終了モードに。なんか流れ解散的に解散。ゴミ捨てて終了。
22:20 餃子「ニーハオ」に移動。俺達の文学フリマはこれからだ!
22:40 ニーハオ最強。
23:30 ようやく解散。雨降る中、駅へ。
00:00 ホテル着。即寝る。


とにかく疲れました…。我々、クリルタイは102部という事で100部超えできました。1,000円という単価でこの結果は素晴らしいと思っております。これもひとえに執筆者の皆様とご購入頂いた皆様のおかげです。ありがとうございました。毎回、ブース周辺から人が途切れたりするんですが、今回はブース上のお客さんも途切れることなく16時ぎりぎりまで売り切る事ができました。参加者・出店者等々の熱気からして、これまでよりもかなり盛り上がってきているのではないでしょうか。文学フリマが「次」のレベルに達しつつあるのを肌で感じております。クリルタイがこうして大交流会が開けたのもクリルタイメンバーの協力、とりわけparsleymood氏のおかげであります。編集長から改めて感謝を。


さて、私自身、望月代表にお話しましたし、UST等で話も出ていますが、今回、併催でのイベント開催というのがひとつ流れとして出てきましたが、一度Pio全てを貸し切って「文学フェスティバル(仮)」をやってみるのはいいのではないかと思います。サイン会、ワークショップ、トークショー等々あり・・・みたいな。例えばなんですが大ホールは主催側でメジャー感溢れるイベントをやるとして、Fuji rockにおける「オールナイトフジ」のように小さめな部屋はブッキング等をサークル側に任せるとかしてみたらどうでしょうか。今回KAI-YOUや.reviewのようにサークル側の一部の余裕のあるサークルはそれほど滞りなく自主企画のイベントを開く事ができるという事も実証できたわけだし。「フジにおけるブライアンバートンルイス」的なポジションに立てるサークルはいくつかあるのでは。
もし我々がイベント開催可能となったらいくつかサークル呼んで「文章系同人誌を作るには」みたいなワークショップはやってみたい。20人ぐらいでいくつか同人誌取り上げて企画とかDTPとか話す、みたいな。その辺のノウハウの共有・公開は是非やりたいです。あと、PIOの会場自体では不可能だけど、DJイベントとかやってみたらいいんじゃないでしょうか。同人音楽界隈の人呼んで。文章系同人VS同人音楽みたいなのもいいかな。そういうイベントができて、文学フリマは「文学」を超える事ができるんではないかな、と思います。まぁ、別にそれは形式としての文学を葬り去る事ではないんではないかな。


とにもかくにも、疲れました。次回はクリルタイのナンバリングタイトルを引っ提げ登場する!予定です。

*1:http://www.kotono8.com/