古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

第15回文学フリマ終わりました

という事で、文学フリマが終わって大分経ちますが、結果の方を告知しておこうと思います。
クリルタイ7.0ですが今回は70部でした。他にバックナンバーも売っていたので総合計では100部いくか行かないか、といった程度です。
なお、amazonでの予約が発売前の時点で47部ありました。他の書店に卸す分も含めると大体初回ロットで150部ぐらいといったところです。

奇刊クリルタイ7.0

奇刊クリルタイ7.0

  • 70部という数字について

自分たち自身で作っていた時の手ごたえや、事前の反応などを勘案してみると、正直言うと、もっと売れても良かったのかなと思いました。ただ、こうなった理由をもう少し考えてみると、池田仮名氏の的確な考察もありますが、「婚活」という自分たちの興味関心と、文学フリマに来るメインの客層とのズレが今回あったのかなと思いました。このズレは前からずーっとあるんだけど、今回それがかなりでかく認識された感じ。
正直言って文学フリマに来るメインの客層はなんだかんだといって「文学」=小説ないしその評論が読みたいわけで我々のような「婚活」というような縁遠いテーマを取り上げるっていうのがあまりウケなかったんじゃないかと。ただ、それがウケないテーマかというとそうでもなくて、要は文学フリマ向けに最適化されていないっていうのが結構大きい理由だったんじゃないかなと思いました。まぁ、それは良い悪いの問題ではないのですが。あとこれと関連して、文学フリマの前日に数年ぶりに友人にあったのですが、その人に言われたクリルタイは「雑誌としての方向性がない」と言われたのと無縁ではないなと思いました。雑誌単体での方向付けは大分できるようになったと思うのですが、雑誌全体としての方向がイマイチ定まっていないかなと。これは非モテイズデッド後の課題でもあります。
結局はてな村民とインターネットを普通に使っている人と文学フリマのメイン顧客っていうのが多少重なりながらズレているので、こういう事になるのではないかと。でその時のためにamazonに出店してると(買ってね!)。
あと、どうでもいいことではあるのですが、文学フリマで「過度の呼び込み」が禁止されてたのはかなりショックでした。犯人はクリルタイ(というか私)としか考えられないので……。当日、いろんな人たちにネタにされましたが、正直スマンカッタとしか言いようがないです。今後は呼び込みをしないようにしていきたいと思います。
(無罪らしいので削除。ちなみに過度の呼び込みが禁止なのは前からだそうです)

  • TM2501氏の集客力について

そんな中で複数の人に「id:TM2501さん(もしくは青二才さん)はどうしたんですか?」と村民らしき人に聞かれたので、氏のネームバリューはそれなりにあるのではないかなと思いました。あと寄稿してもらった分に関しては誤字脱字はあまりない……と思ってみたら発見。まぁこれは編集側のミスということで一つ。(ちなみに、氏とは結局会っていません。よって説教もしていません)

  • っていうかやめてあげて!

そんなid:TM2501さんがコミティアの件で色々いわれているけど、まるで自分に言われているようで胸が痛みます。部数刷りすぎとか、価格高すぎとか……俺が責められてるのかと。自分の初回なんか、一部800円、100部刷ったりしていてどんだけ暴挙なんだと改めて思い知らされました。自分の初回の時は経済とか商売とか何も考えずただペイしそうな価格ってだけでしたというのもあらかじめ告白しておきます。というか、周りの皆さんの助言にホント助けられたなと改めて感謝です。

  • 買った本

最後に文学フリマで買った本リスト
・どっち派!?近代日本医学会抗争史
・平成勤労婦人詩集(同居人がいたくお気に入りでした)
・えまにあん2(作者の方とお話できて光栄でした)
・幹線空港2
・The Last Wannabies(犬紳士さんとも少し青二才さんの話をした)
・bnkrR
・オナトーク!(恋と童貞が新刊だしてなかったので)
・ねとぽよ
・サークルジャーク(タダでくれるらしい)
・RE:RE:RE: VOL8(待望の新刊!)
・総量規制・傾向と対策
・放課後 図書室号(買ったはずだけど紛失。誰か献本してくれ!)

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