古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

今日のCD

PORTABLE DISCO

PORTABLE DISCO

http://d.hatena.ne.jp/monoliths/20051201/1133448270
今さらRAM RIDER。ここのレビュー見て買ってみたんだけど、これは凄い。詳しいレビューは先ほどご紹介したレビューに譲る(私じゃあんな上手く書けん)けど、いろんな音、手法を全てごたまぜにして全く継ぎ目を残さずぴっちり繋ぎ合わせた感じ。ピコピコ感*1も上手くアクセントつけている*2
で、何がいいかってそのこの人の歌詞が、私達は現実から離れて妄想を生きるしかなくて、その場所は今ダンスフロアしかねぇって事を歌ってる(ような気がする)。で、そこで歌われる「僕」なり「俺」ってのは確実に、メガネをかけてて、線が細くて、文系で、っていうこのブログでもお馴染みの人たちなんだよなぁ。
日本語でこう、クラブ系の楽曲に歌詞をつけた場合、大抵「とにかく踊り続けろ」ってなことを歌うわけですよ。大沢伸一からJazztronik、ほかいろいろまで。でも、そこで歌われているのはどっちかっていうとちれーなおべべを着た男女の間でのものなんですよね。しかも、基本的には女目線。ここがまぁ、微妙にどうかと思うところではあるんですが、これは違うわけです。
極論すると、RAM RIDERの歌詞で歌われているのは


非モテageha来てもいいよ
って事だと思います。


まぁいつもどうりまた気持ち悪い事書きましたが、とにかく聴いてみてください。

*1:8ビット機のゲーム機みたいな音

*2:ちなみに、このピコピコ感は純日本的なものなもんだと思うんですが、日本のアーティストってあんまり上手く使えてない気がする。野崎良太トンガリキッズみたく「ギャグ」で使うか、CMYK(だっけ?)みたく「サブカル的おしゃれ」として使うかぐらいかしてないんじゃないかな。