非モテは鬼束ちひろ
毎度毎度、読んでも全く知識が増えない、議論も深まらない、非モテの現状はなにもかわなない、そんな小噺を一つ。
今に始まった事ではないが、正直に告白します。鬼束ちひろが大好き。この辺り、某非モテ妖怪の言葉を借りると、
「ええ、父さん。あの微妙な顔立ちと巨乳とそれに反したスリムな体型と自意識過剰な歌詞は非モテにとってはたまらないですね。いいファーストアルバムが準新作になっているようですから、急いでいきましょう」
てな感じです。もう、あえて言い切っちゃいましょう。私の理想の女性像だと。お前の理想の女性なんてどうでもいいですね。すいません。
- アーティスト: 鬼束ちひろ,羽毛田丈史
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
しかし、このコンセプト=社会・世界への疎外感とか、孤独感についてのかなり暗い歌を歌う、しかもほどほどかわいい女の子が。っていうのは相当非モテの好物だと思いますね。たぶん、こうわかりやすいアーティスティックさを持った微妙な顔の女の子ってのはいわゆる非モテ層が一番彼女にしたいタイプだろう。またの名を、一番サークラ化しやすいタイプともいえるけど。
ところで、話は変わりますが、一応、私なんかも非モテブログの作者という事になっているので、いわゆる非モテ論争が行われているところにのこのこ出かけていったりするときもあるんですよ。そんな時に、「月光」の歌詞パクった(パクってないな。インスパイヤだ。)タイトルのエントリがあったりすると、凄くほっとします。「腐敗した世界に落とされた」なんててインスパイヤされてなかったら1000%思いつかないでしょう。
そこのブログは、このブログと違って、皆さん非常にまじめに議論していらっしゃるような、まぁ非モテ論議の最前線みたいなところ*1なんだけど、申し訳ない。私はタイトル以外はほとんどよんでません。でも、その辺、非モテだったら「タイトル「月光」のサビですよね」とか言って、無理やり「東芝EMIのベストアルバム乱発路線はどうか?」とか「「流星群」って隠れた名曲ですよね」とかそういう話をしてほしかった。っていうか私ならする。
まぁちょっとマジメな事書くと、最近のその議論の最前線のブログ読んでると、やたらと長いんですよね。エントリもコメントも。こうなると議論に新規参入しようっていう人はあんまりいないですよね。私も割と非モテ論議には興味のあるほうなんだけど、読む気が失せる。ましてや、非モテに興味のない人は絶対読まないでしょう。それでもいいっていうならいいんだけど、私は、非モテにしてもなんにしても、基本的に少ない人よりは多くの人に届いた方がいいと思うんですよね。そう思うからこそ、ブログを書く上でいろんな創意工夫が生まれると思うんだけど・・・。
とりあえず、私が今一番届かせたい事は
「鬼束ちひろ一番の名曲はCage」
だって事です。