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古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

「みんなの党」について

先日の参議院選挙。みんなの党は比例区で13.59%の得票率だったそうです*1
みんなの党といえば、新自由主義リバタリアニズムの政党という事になっていて、最近非常に注目されているのですが、私は非常に謎です。


リバタリアニズム新自由主義というのはその思想の是非以前にひとつの踏み絵があります。それは、少なくとも「自分が強者の側にいる」「競争で勝ち残れる」自負がなければとてもじゃないが支持できない、ということです。
つまり、規制をなくしたり、政府や地方自治体の再分配機能を弱めたとして、そういった「誰からも助けられない社会」においても「生き残れる」という自負と能力がなければ、合理的に考えて支持できない、という事です。今後、好むと好まざると「誰からも助けられない社会において生き残る」覚悟がなければ生き残れない事が予想されるため、今現在の日本の有権者の13.59%がこのような考え方をもつという事は、それはそれでいいと思いますし、私自身もリバタリアニズム的な考えをある程度は支持しています。みんなの党への支持となるとまた別ですが。

ですが、「誰からも助けられない社会において生き残る」ことができるのかどうか、誰かが担保してくれるのでしょうか。
単純に、それほど深く考えずになんとなく「俺だけは何があろうと絶対強者だ」といい年こいて中二病患者みたいな事を考えていて、それでみんなの党を支持している人がいるような気がします。もしくは、なんとなく自分にとって都合の悪い規制だけが撤廃され、都合のいい規制は残る、と考えてはいないでしょうか。多分こういう人はリバタリアニズムの単純さとそれゆえの強度を甘くみているし、多分「誰からも助けられない社会」で真っ先に割を食うことになるように思います*2

多分、この辺が「みんなの党」の支持者等をみた時に思う違和感の理由であると思いますし、「みんなの党」を必要以上に持ち上げる人をみるにつけ、一種のリトマス試験紙的な役割があると思います。

*1:http://www2.asahi.com/senkyo2010/kaihyo/C09.html 参照

*2:もちろん、リバタリアニズムの思想が完全に徹底(国家がなくなる)されるような事は考えづらいので、不徹底の結果としてこれらの人が望む程度の「改革」がなされる可能性はある

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