古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

音楽におけるD.T.

Run魂Run

Run魂Run


先日、盟友FreeTimpo師のお車に乗せていただいた時に、初めて聴かせていただき、単なるコミックバンドとたかをくくっていた私の見識を大きく改めることになりました。だって、バックの音はまともだし、「竹内力」とか歌詞がばかばかしくて最高。在りし日のNumber Girlの姿も見れることだし…。
でも、ことD.T.Music(略称、D.T.M)として見るとまだまだなんだよね。あからさま過ぎてD.T.としてヒイてしまうところがあるんですよ。
私はD.T.Mって3つに分類できると思うんですよ。
1:歌詞が直接的にD.T.の歌である場合…今回のグループ魂を含め、なんとかステディとかなんとかマシーンなんかがこれに当たる。本人達がモテない事を確信犯的にウリにしている人たち。世間一般にD.T.Mとして一番認知されている人たち。ただし、D.T.Mとしては一番レベルが低い。歌詞に直接的に「モテない」「SEXしたい」的な単語が並ぶことが特徴。
2:歌詞において間接的にD.T.が歌われている…私が「こいつはD.T.的ミュージシャンだ」と言ってきた人たちがこれに当てはまる。例えば、The smithsであったり、スピッツであったり…。直接的にモテないどうこうというよりも、D.T.としての絶望や敗北感を歌にしている場合が多い。
3:アーティスト側はそんな解釈をされているとは露知らず、聞いている人たちが各自妄想によってD.T.Mだと認定したもの。…むかし、ある人は「倉木麻衣がPVで黒人と一緒に「STAND UP!」とか言っていたから、倉木麻衣はエロい!」という大名言をおっしゃった方がいた。D.T.Mとしてもっともレベルが高い。
で、私はD.T.Mとして認定できるのはパターン2・3しかないと思ってます。パターン1は見るからに「童貞でござい」って感じで、妄想力が働く余地が全くないからね。やはり、ただ音楽を聴くにしても妄想力を働かせるような形にしてほしいものです。あと、モテないモテない言い過ぎなんですよね。発言とかフェイスとか微妙な感じをなんとか誤魔化しておしゃれ方向に持っていこうとしているのがとてもいい童貞力を感じるのに…。